北播磨総合医療センター 開業まで1年 システム整備作業進む 16年に27診療科450床へ 医療スタッフ充実が鍵

2012.10.02

 

北播磨総合医療センター 開業まで1年 システム整備作業進む 16年に27診療科450床へ 医療スタッフ充実が鍵 
2012.10.01 神戸新聞  


北播磨総合医療センター 開業まで1年 
システム整備作業進む 
16年に27診療科450床へ 医療スタッフ充実が鍵 

三木市と小野市の統合病院「北播磨総合医療センター」(小野市市場町)が来年10月に開業する。 

医師不足などにより、地域医療が崩壊の危機にある中、全国的にも珍しい公立病院の統合で、一般病床数で、県内6番目の規模の病院が誕生する。 
ただ、医療スタッフの陣容などはまだ固まっておらず、他病院との連携や救急の受け入れ体制などの協議は今後の課題となる。(高田康夫) 


 北播磨に多くの医師を派遣してきた神戸大医学部が医師の派遣困難を理由に、北播5市1町の公立病院統合を提案。 
しかし、5市1町の意見がまとまらず、神戸大は三木、小野の市民病院に限り、統合を再提案。両市が合意し、統合が決まった。 

 計画では、本館は鉄筋コンクリート造り地上7階、延べ約3万8千平方メートル。手術室8室や屋上ヘリポートなどを備える。 

 現在は、新病院の建設作業と並行し、両市民病院内部で統合作業が進む。 
各業務のマニュアルづくりや電子カルテシステム、医療機器の選定、患者の移送など、両病院の医師や看護師らが日々議論を進めている。 

 新病院では、両市民病院にない産婦人科や救急科など7科を含め、27科を開設予定。スタッフの確保状況によっては増やす可能性もあるという。 
開業時には一般病棟8病棟のうち、6病棟340床でオープンし、その後、順次増やして、16年4月に計450床とする予定。 

 ただ、そういった計画には医療スタッフの充実が不可欠。特に、医師と看護師をどれだけ確保できるかが鍵となる。 

 看護師は開業時、約350人が必要。同センター企業団は今年5~9月に計5回、看護師の採用試験をし、計約70人が受験した。 
ただ、新人ばかりでは業務が回らず、両病院から移る看護師も欠かせない。 
聞き取り調査では、両病院で8割を超える看護師が移る意思を示しているが、同企業団が想定する約9割に届いていないという。 

 医師について、同企業団は「陣容が確定するのは来年4月以降になるだろう」とする。 
ただ、今年9月から三木市民病院に神戸大医師らが赴任し、脳神経外科の入院や救急受け入れが再開されるなど、新病院開業を見据えた動きも出ているhttp://www.kitahari-mc.jp/49/202.html