2病院の経営一体化、部会結論先送り 峡南北部医療連携 /山梨県

2012.09.20

2病院の経営一体化、部会結論先送り 峡南北部医療連携 /山梨県 
2012.09.19朝日新聞  


 峡南の北部地域(市川三郷町、富士川町)の「峡南地域医療連携協議会」の部会が18日、市川三郷町で4回目の会合を開いた。 
市川三郷町立、社会保険鰍沢の2病院の経営を一体化する県の素案について、両町とも「もう少し検討したい」と結論の先送りを伝えた。 

 両町長は、経営一体化による黒字化や医師確保の見通しについて、議会内に懸念する声が残っていることを報告。今月末から10月上旬にかけ、態度を決めることを表明した。 

 アドバイザーの佐藤弥(わたる)・山梨大医学部教授は、医療連携で設置される同大「地域医療研修センター」について、指導医1人、研修医1~2人を置く考えを示し、「医師派遣に最大限の努力をしたい」と述べた。 


北部地域医療連携部会:峡南北部3病院、役割分担案検討 /山梨 
2012.09.19毎日新聞  


 峡南北部地域の市川三郷、富士川両町の医療体制を考える「北部地域医療連携部会」(部会長、久保真一・市川三郷町長)の第4回会合が18日、同町役場で行われた。 
これまで県側が提示した両町3病院の役割分担案を踏まえ、10月15日の第5回会合で部会案を決定する方針が確認された。 

 県側は8月の会合で、市川三郷町立病院、社会保険鰍沢病院(富士川町)、峡南病院(同)の各病院について、患者の病状の段階に応じた役割分担案を提示。 

①市川三郷町立病院は広範囲の分野の医療を提供する「総合診療型病院」 

②社会保険鰍沢病院は救急や高度・専門医療を受け持つ「基幹診療型病院」 

③峡南病院は在宅医療中心の「ケアミックス型病院」――としていた。各病院の規模や交通の便などを勘案した。 

 また、県側は、市川三郷町立病院、鰍沢病院の「一体的な経営が不可欠」とし、経営統合などの案も提示していた。 

 18日の会合では、久保町長、志村学・富士川町長とも「町議会、町民の意見を集約している段階」と発言した。【屋代尚則