道立病院:苫小牧病院存廃示さず 道が事業改革素案

2012.09.27

 

道立病院:苫小牧病院存廃示さず 道が事業改革素案 /北海道 
2012.09.24 毎日新聞  


 道は、慢性的な赤字が続く道立病院の13年度から5年間の経営指針となる「事業改革プラン」の素案をまとめた。外部有識者による検討委員会が廃止とする意見書をまとめた結核専門病院の苫小牧病院については、地元に存続を求める声が多いことから、「地域と協議を進める」として結論を先送りした。 

 道は08年3月に道立病院の事業改革プランを策定したが、累積赤字は10年度末に7病院で過去最高の計683億円に上り、プランの見直しを進めている。 

 苫小牧病院については、道は8月に地元市町村や医師会でつくる連絡会議を設けて地元の意見を聞いたところ、地域に結核病床がなくなることへの不安など、存続を求める声が多かったという。 

 また、検討委から独立行政法人化が望ましいとされた6病院については、計画初期段階で収益の改善を図り、独法化を含めた経営形態の見直しを進めるとした。 

 ただし、開会中の定例道議会では各会派から素案について、「医師確保対策について十分に検討すべきだ」「地域医療のあり方について議論し、病院経営のあり方を抜本的に見直す必要がある」などの疑問が続出。今後、素案の修正が迫られる可能性もある。【円谷美晶】http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/dbs/newplan/kentouiinkai-ikensyo.pdf