国保旭中央病院:「日本一」の救急集中抑制へ

2012.08.06

 

 

国保旭中央病院:「日本一」の救急集中抑制へ 時間外の軽症患者、5250円負担--来月導入 /千葉 
2012.07.19 毎日新聞   


 「日本一忙しい診療」を緩和しようと、旭市立の国保旭中央病院(吉田象二院長)は、時間外の救急外来患者のうち軽症の場合は一律5250円を自己負担する「時間外選定療養費」を来月1日から導入する。 

周辺地域の医師不足の影響で、外来患者数・救急受診者数とも全国有数の集中度となっており、病院は「一刻を争うような重症患者の3次救急を優先させることと医療者の負担軽減のため」と説明している。 

 新制度では、平日の夜間(午後6時から翌午前8時)と土日と祝日の救急外来患者のうち、診察や投薬だけで検査や治療措置を受けなかった軽症者は、同療養費(保険適用外)を支払うことになる。 

6月旭市議会で条例案が可決。夜間休日診療所がない同市内の住民や(15歳未満の)小児の除外対象も設けた。 

 導入の背景には、救急医療の一極集中がある。同病院は病床989床に医師243人の東総地域の基幹病院で、災害時やがん診療の拠点などの役割も担う。経営破綻し、規模縮小した銚子市立病院など周辺の救急病院不足で、カバーエリアは茨城県南部も含め半径約30キロに広がる。 


1日平均外来患者数は10年度3299人で、地方公営病院の中で、10年近く全国1位。 
平均入院患者数も2から5位で推移している。 

 救命救急センターの年間受診者数は昨年度5万9905人(うち入院数6309人)で、全国トップ級とされる。 

うち内科と小児科が6割。地域別では、旭市外が7割近い。 

 危機感を持った同病院は、受け入れ困難を少しでも防ぐため、周辺病院や消防と連携し「救急医療コーディネート」専用ベッド15床を用意したが、救急搬送は昨年度は6420件。 

「満床」「手術室満室」で受け入れを見送らざるをえない場合もあり、宿直医の勤務環境も改善できない。昨年度は内科医など医師14人が病院を去った。 

 制度導入について、伊良部徳次・副院長兼救命救急センター長は「命にかかわる患者さんを診られない事態は何としても避けたい。 
軽症の方はなるべくかかりつけ医や平日受診してほしい」と話す。 

 同様の料金加算制度は、県内14病院・医院で実施。 
内科医の一斉退職が問題になっていた成田赤十字病院(719床)は09年4月に導入。 
救急外来数が3万5000人から2万5000人に抑制されたという。【武田良敬】 



時間外選定療養費徴収についてお知らせ 

 徳島赤十字病院は第三次救命救急センターとして、24時間体制で地域の住民の皆様に安全で質の高い医療を提供するべく日夜努力してまいりました。 
  
しかしながら、小児科を始めとする救急医療に従事する医師不足が全国的に深刻化する一方で、夜間・休日救急外来では一次救急患者様の受診が急増し、救命救急センターとしての本来の責務である“一刻を争う救急患者様”や“重症の入院患者様”への診療に支障をきたす事態になっています。 
  
このままでは、高度な専門的医療を必要とする入院患者様に安全で質の高い医療を提供するどころか、現在の夜間・休日救急診療を維持することさえも困難になりつつあります。 
これを解決する方法としては、救急医療を地域の医療機関が分担することにより、当院が夜間・休日も高度な専門的医療を提供することが可能になると考えております。 

 そのために患者様には、地域の夜間休日急病診療所や輪番制救急病院をできるだけご利用頂き、高度な専門的医療が必要な時は当院へご紹介頂くという体制を確立することが必要であると考えられます。 

これは、厚生労働省が推進しようとしている診療所を含む一次・二次医療機関と当院のような三次医療機関の役割分担を明瞭化した上で連携を図る“病診連携推進政策”にも合致した体制です。 

従いまして、“一刻を争う救急患者様”や“入院患者様”の診療に専念するために、 

1.入院を必要とした患者様 

2.他院からの救急外来受診のための紹介状を持参された患者様 

3.当院で当日受診され症状増悪時に受診の指示がある場合 

以外の夜間・休日救急外来受診の方からは、 

“時間外選定療養費”として、平成20年4月1日から、保険診療分とは別に来院ごとに3,150円(税込み)を徴収させていただくことにいたしました。 

これもひとえに地域の皆様に安全で質の高い医療を提供するためのやむを得ない処置ですので、受診者の方々の十分なご理解をお願い申し上げます。 





成田赤十字病院 

時間外療養費(選定療養)について 

 平成21年4月1日より、夜間・休日など時間外に受診された患者さまには『時間外療養費』として5,250円(税込)をご負担していただきます。 

 したがいまして、お支払い金額=従来の診療費+5,250円となります。 

 当院では、24時間体制の救急医療を提供するため努力しておりますが、医師不足に伴いすべての患者さまに十分な診療を行うことが困難となってまいりました。そこで『緊急性の高い救急患者さま』や『入院を必要とする重症患者さま』を最優先とし、今後も24時間体制の救急医療を継続するために、やむなく上記の負担をお願いすることとなりました。 

 みなさまにはご不便をおかけしますが、下記の患者さま以外は夜間急病診療所をまずご利用いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。 

時間外療養費が不要な場合 
1.他院からの救急受診のための紹介状を持参した場合 
2.緊急性が高く、かつ高度な治療が必要な場合 
3.当院医師から救急外来受診の指示があった場合 

印旛市郡夜間急病診療所のご案内 

「印旛市郡医師会」のホームページをご覧下さい。 
http://www.chiba.med.or.jp/inba/ 

問い合わせ先 
〒286-8523 成田市飯田町90番地 1 
成田赤十字病院 医事管理課 
TEL 0476-22-2311(代表)