おおむね計画通り 11年度の桑名市民病院 業務評価委が報告

2012.08.10



おおむね計画通り 11年度の桑名市民病院 業務評価委が報告 

2012.08.08 中日新聞  


 【三重県】地方独立行政法人桑名市民病院の二〇一一事業年度(一二年三月まで)の業務実績を評価していた評価委員会(豊田長康委員長)は七日、「全体としては中期計画の達成に向け、おおむね計画通りに進んでいる」という結果を水谷元(げん)市長に報告した。 

 地方独立行政法人法に基づき、外部の委員が病院の自己評価などから判断した。 
常勤医師を四人採用したことや、介護福祉士を八人採用して看護師が業務に専念できるようにしたことを評価した。 
一方、収入の確保に向け、新規の入院、外来患者の増加に努めることなどを求めた。 

 市民病院はことし四月、民間病院と統合し、地方独立行政法人桑名市総合医療センターとなった。評価委は今後、新しく整備される病院の進捗(しんちょく)状況も市から報告を受け、助言していきたいとしている。(渡辺聖子) 





桑名市総合医療センター新病院/400床、免震構造が基本/8月、設計者選定手続き 
2012.07.18 建設通信新聞  


 地方独立行政法人桑名市総合医療センター(三重県桑名市)は、新病院の整備に向けて同センター基本構想・基本計画をまとめた。 

新病院は、2次医療が可能な急性期病院を目指し、一般病床400床程度を確保。構造は免震構造を基本とし、桑名東医療センター(旧山本総合病院)と周辺用地約1haを建設予定地とする。 

今後、8月中に公募型プロポーザル方式による基本・実施設計者の選定手続きを開始する予定だ。 

 順調に進めば、2013年度から建築工事に着手、14年度末までに完成させ、15年度からの供用開始を目指す。 

 建設予定地は、寿町の桑名東医療センターと周辺用地の1万0847m2。現東医療センターは、A棟(S造4階建て)、B棟(RC造地下1階地上5階建て)、C棟(RC造6階建て)、D棟(SRC造7階建て)、E棟(同3階建て)で構成し、総延べ1万7138m2の規模。 

 今回の計画では、新棟を建設するとともに、既存施設を改修する。 
新棟は、現在のE棟の東側に建設する。改修が必要なD棟とE棟は、新棟と機能的な動線を確保する。 
既存のエネルギー棟は、必要に応じて構造的補強を行う。 

 新棟の構成は、既存施設の活用とともに基本設計の中で検討する。新棟には救急部門と手術部門、病棟を配置し、その他の部門配置は、既存建物の配置検討と合わせて基本設計の中で決める。 
また、耐震基準を満たしていないB、C棟は解体を計画、将来計画も含め今後検討を進める。 

 病棟数は8-10棟とし、一般病棟は1病棟当たり45床程度、ICH/HCU、SCU、CCU合わせて16床程度、NICUを3床程度整備。病室は、4床室と個室の構成とし、有料個室の割合は全体の約30%とする。 

 駐車場は600台程度が必要になると見込んでいる。 

 総事業費は約106億円で、内訳は病院の統合に約23億円、施設整備に約68億円、医療機器整備に約13億円、電子カルテ導入に約2億円と試算している。 

 基本構想・基本計画は、トーマツに委託して策定した。 


桑名の新病院 市議会が提言書 小児、周産期、救急充実を 
2012.07.04 中日新聞)  


 【三重県】地方独立行政法人桑名市総合医療センターの新病院建設で、桑名市議会は三日、新病院の基本構想と基本計画に対する提言書を、水谷元(げん)市長に提出した。 

 提言書では、「救急を含む入院が可能な小児医療の充実」「周産期医療の充実」「二十四時間安心して任せられる救急医療体制の構築」の三点を重点的に整備するよう要望。自主自立を努力目標に掲げ、理事長が強いリーダーシップを発揮して経営改革を行うことなども求めた。 

 新病院の整備等に関する特別委員会が取りまとめ、安藤寛雅議長や岡村信子委員長らが水谷市長に手渡した。岡村委員長は「公立病院としての甘えをなくし、自主自立して経営に取り組んでほしい」と話した。 

 市は提言を踏まえ、今月中旬までに基本構想と基本計画を策定する。(生田貴士)