江差病院独法化検討*「医師残るか不安」*医療対策協*上ノ国町長が懸念

2012.08.23

 

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江差病院独法化検討*「医師残るか不安」*医療対策協*上ノ国町長が懸念 
2012.08.22 北海道新聞 

 【江差】檜山南部の地域医療の課題について話し合う南檜山地域医療対策協議会(座長・渋田正己厚沢部町長)の本年度2回目の会合が20日、檜山振興局で開かれ、道が検討している道立江差病院の独立行政法人(独法)化などについて意見が交わされた。 

 檜山南部5町の町長のほか、道保健福祉部や道立江差病院の担当者ら約20人が出席した。 

 独法化により自律的な病院運営や経営責任の明確化が図れるとされるが、医師や看護師の待遇などが見直される可能性もある。 

こうした点について、上ノ国の工藤昇町長は「独法化で医師や看護師が病院に残ってくれるのか、地元は不安に思っている」と懸念を表明。 

道の担当者は「医師の確保など安定した地域医療の提供を大前提に検討する」と答えた。 

 また、医師不足などの課題解決に向け、具体策を盛り込んだ南檜山地域行動計画を、江差保健所が地域と協議しながら来年3月末までに策定することを確認した。(山田一輝 




道立病院:苫小牧病院を廃止 6病院は独法化−−改革検討委意見書 /北海道 

毎日新聞 2012年07月06日  


 来年度以降の道立病院改革に向けた外部有識者による検討委員会(委員長=直江寿一郎・北海道医師会常任理事)は、結核医療専門の苫小牧病院を廃止、他6病院の独立行政法人化を提案する意見書をまとめた。 

道が5日、道議会保健福祉委員会に報告した。 

7病院の累積赤字は10度末で683億円にふくらんでおり、道は、地元自治体などの意見を聞いた上で、提案を基に9月上旬に経営改善に向けた改革素案をまとめる。 

 道保健福祉部によると、道立病院の事業改革計画は5年ごとに策定。 
今回初めて有識者による検討委を設けたほか、医療コンサルタント会社に経営改善の分析を委託した。 

 苫小牧病院は全国唯一の結核専門病院。患者減少により、昨年度の結核による入院患者は1日平均2・5人だった 
。他の病院のうち、江差と羽幌は診療科の見直し、北見は「将来的に北見赤十字病への機能継承を検討すべきだ」などとした。 

 また、医療サービスの安定提供のため、根本的な経営形態の見直しを直ちに検討すべきだと指摘。 
コンサルタント会社の分析に基づき、苫小牧以外の6病院は「自律的な運営と経営責任の明確化が図られる独立行政法人への移行が望ましい」と提案した。