横須賀市民病院で院内助産 (地域医療振興協会 )

2012.07.02

 

横須賀市民病院で院内助産 (地域医療振興協会 ) 

横須賀市長 > 市長記者会見 > 横須賀市長記者会見 横須賀市長記者会見「2010年11月19日」 
場所:1号館3階会議室 

市長からの話題 
   
本日は、市民病院で院内助産を開始することについてお知らせいたします。 
市民病院では妊産婦やその家族の方々の思いを重視して、個々のニーズに応じた助産ケアの提供を目指し、来年の3月より院内助産を開始します。 

助産師が妊産婦に寄り添い、産前や産後のケアにも十分に配慮した快適でゆったりしたアットホームな環境でのお産ができるものと期待しています。 

院内助産の開始に向けては、市民病院の指定管理者である地域医療振興協会が検討を進めてきました。 

本日は地域医療振興協会より、沼田常務理事、市民病院の久保管理者、うわまち病院の小山産婦人科部長、市民病院の宮本小児科診療部長、市民病院助産師の島崎師長と助産師の二見さんと若原さんにご出席いただいております。 
内容については久保管理者から説明いたします。 

久保管理者からの説明 

平成23年の3月から市民病院で助産師主体による院内助産を開始します。 
市民病院の院内助産は妊産婦や家族の方の思いを重視して、個々のニーズに応じたケアの提供を目指すものです。 

院内助産に当たりましては、市民病院の助産師が中心となり、市民病院の小児科医師、うわまち病院の産婦人科の医師、地域で産婦人科医療に携わる協力医師たちと連携し、赤ちゃんや妊産婦の異常にも早急に対応できる体制をとります。 

分娩予約は11月22日の月曜日から開始します。 
対象は妊婦検診を受けており、妊娠経過が正常である経産婦で、出産予定日が平成23年の3月以降である方を受け入れる予定です。 
市民病院での院内助産は、助産師が妊産婦や家族の方に寄り添うアットホームな環境でのお産、産前産後のケアが十分できるようなお産を提供していこうと思っております。 


質疑応答 
記者 
院内助産は、他の病院で行われている事例は多いのですか。 

久保管理者 
常勤医師がいない条件で、院内で助産をするということは、全国で2例目となります。 

記者 
対応する助産師は、何人ですか。 

久保管理者 
常勤の助産師が8名と、非常勤の助産師が2名の予定です。 

記者 
今後、増やすことは、検討していますか。 

島崎師長 
助産師は、多い方がいいと思います。 
賛同する助産師もいるので、多くの皆さんに院内助産を受けてもらえば、対応できる妊産婦を増やすことができると思っています。 

記者 
妊産婦は、何件まで受け入れ可能ですか。 

久保管理者 
最終的には、1カ月に5件から10件を目指したいと考えています。 

記者 
市民からすれば医師がいて分娩することを希望していると思いますが、医師についての将来的なめどは立っていますか。 

久保管理者 
横浜市大の産婦人科の医局や地域医療振興協会の関係病院に打診をしていますが、今のところは、予定が立っていません。 

市長 
久保管理者や沼田常務理事と一緒に、横浜市大などの産科の医局などを訪問し、お願いをしているところですが、めどは立っていません。 

記者 
市民病院の産科医師のこれまでの配置状況を教えてください。 

久保管理者 
以前は6人いました。今年度当初は3名いましたが、12月いっぱいで現在いる2名の医師も退職することになっています。 
1月からは非常勤の医師2名での体制となります。 

記者 
院内助産は、産科医による分娩再開までの、対応策ということですか。 

沼田常務理事 
医師によるお産と、助産師によるお産という、二つの異なる方法という考え方です。産科医が配置できても、助産師によるお産は行う方針です。 

記者 
他の医療機関やうわまち病院とは、どのように連携されるのですか。 

久保管理者 
まずは、自宅待機している産婦人科の医師に相談します。一定レベル以上のリスクがある場合には、うわまち病院にお願いするなど、状況によっての対応策をとっていきます。 

記者 
横須賀市と市民病院の年間の出産数は、何件ですか。 

久保管理者 
21年度実績で、市全体では、約2,600件です。市民病院は、431件です。 

市長 
院内助産の開始は、助産師の皆さんの「やる気」に支えられています。 

小山産婦人科部長 
有能で意欲のある助産師がいたということは非常に重要なことです。 

市長 
2人の助産師さんに抱負を述べていただきたいと思います。 

助産師 
正常範囲の分娩の取り扱いになるので、患者さんに沢山寄り添って安全に行っていきたいと思っています。 

助産師 
市内にも2カ所助産所はありますが、何かここのカラーが出せるように、それでまた皆が来てくれるような院内助産にしていきたいと思っています。 

記者 
市は、今後、助産師による出産を奨励しますか。 

市長 
資格を持っていても助産師の仕事をしていない方がいらっしゃいます。助産師が、助産の仕事ができる環境づくりは、進めていきたいと思っています。 

(病院関係者退室)