2病院の経営形態を再検討 公営企業法全適見送り-静岡市

2012.04.23

2病院の経営形態を再検討 公営企業法全適見送り-静岡市


http://www.shizuokahospital.jp/about_ARQZDw-A.html
 

http://www.shimizuhospital.com/about/about.html 


2012.04.18 静岡新聞 

 静岡市はこのほど、市立2病院の経営形態の見直しについて、2013年4月から実施予定だった2病院への地方公営企業法の全部適用をいったん見送り、経営形態を再検討する方針を決めた。 

 実施の狙いのひとつだった経営健全化が両病院で進んでいるため。地方公営企業法の全部適用は、有識者による市立病院経営形態最適化検討会の答申を受け、11年の市議会2月定例会で市が導入方針を示していた。 

 市立病院は現在、地方公営企業法の財務規定だけが適用されている。 
全部適用は、同法の全規定を適用して予算や人事を含めた病院の独立性を高め、経営責任の明確化を図ることなどが狙いだった。 

 市立静岡、清水両病院では、病診連携による病床利用率の向上など経営改善を進め、静岡病院は11年度決算で収支が実質黒字に転換。 
清水病院でも一般会計からの繰入金を除いた純損失が、前年度比で3億円近く圧縮されるなど成果が出ている。

 ただ、地域医療の安定提供に向けた課題としては医師や看護師の不足も大きい。 
市病院経営課は「地域医療体制強化の観点から、最適な経営形態を再検討する必要がある。 
本年度の早い時期に検討方法やスケジュールを詰めたい」としている。 

 経営形態の見直しは、総務省が07年に示した公立病院改革ガイドラインなどを受け、市が取り組んでいる。