中小病院の連携促進 治療知識深め研究会 日立

2012.03.06

中小病院の連携促進 治療知識深め研究会 日立 
2012.03.05茨城新聞社 
   


地域医療を支える診療所や中小病院の連携・交流を促進しようと、日立市鮎川町の秦病院(小澤興院長)はこのほど、「第1回日立医療連携研究会」を同所の油縄子交流センターで開催した。市内の医療従事者ら約120人が出席、心臓カテーテル治療や災害医療などに関する知識を深めた。 

カテーテル治療専門医の昭和大循環器内科医・濱嵜(はまざき)裕司氏が、特別講演した。

濱嵜氏は、狭心症や心筋梗塞などの心疾患を改善するカテーテルを「究極の局所治療」とし、短期間で治療できる利点などを解説。 

さらに、心疾患を引き起こす動脈硬化が全身の血管内で起こり得ることを強調し、「心臓の異常を訴える患者には足の触診を行い、全身の動脈硬化症の有無を確認してほしい」と訴えた。 

研究会では、カテーテル治療に力を入れる同病院の取り組みや東日本大震災における災害医療の現状について報告が行われた。 
意見交換には日立市医師会長や副市長らも出席、地域医療の再興に向けた意見が交わされた。 

秦病院では「医師や看護師など医療資源に欠ける日立の医療を守るため、既存の病院が連携を推進していきたい」と、研究会の意義を話している。