三重大と伊賀、名張両市は19日、三重大大学院に内科、外科両系の医師からなる講座「伊賀地域医療学講座」を両市の寄付で2012年度から2年間設置することを柱とする協定に調印した

2012.03.21

 

伊賀、名張両市、三重大と寄付講座 2年間、3病院に4医師派遣 /三重県 
2012.03.20 朝日新聞 


 三重大と伊賀、名張両市は19日、三重大大学院に内科、外科両系の医師からなる講座「伊賀地域医療学講座」を両市の寄付で2012年度から2年間設置することを柱とする協定に調印した。 

協定に基づき、三重大医学部から、伊賀地域の3病院に常勤、非常勤合わせて医師4人が派遣される。 


 講座概要によると、教授2人(兼務)、准教授1人(同)、助教4人の体制で、両市は講座の必要経費として年間185万円ずつ寄付する。 

講座では、伊賀市立上野総合市民病院と名張市立病院、岡波総合病院(伊賀市)の3病院間の機能分担、二次救急医療や災害時の連携、それらの調査・研究及び支援などを進めていくという。 

 津市の三重大であった調印式で、内田淳正学長は「三重大を含め協力をより強固にしたい」、伊賀市の内保博仁市長は「相互連携で市民病院を充実させたい」、名張市の亀井利克市長も「地域医療の再生を期待する」とそれぞれあいさつした。 

 三重大医学部によると、助教4人を新たな派遣医として、 

上野総合に非常勤で泌尿器科1人、 

岡波総合にも非常勤で消化器内科1人、 

名張市立は総合診療科の常勤1人と循環器内科の非常勤1人に勤務させるという。 

現在、同部から上野総合の常勤医13人中10人、岡波総合には同じく28人中2人、名張市立にも同じく21人中、内科、整形外科など10人を派遣しているという。 

 大学医学系との寄付講座設置は、伊賀市は初めて、名張市は10年度から13年度にかけて関西医大(大阪府)と協定を結んでいる。 
同協定に基づき、11年4月から同市立病院の小児発達支援外来に小児科医1人が非常勤で勤務している。(岡本真幸)