小山市民病院 新院長に島田氏(自治医大病院長) 独法理事長にも内定

2012.02.02

 

小山市民病院 新院長に島田氏(自治医大病院長) 独法理事長にも内定 
(2012年2月1日 下野新聞) 


 小山市は31日、小山市民病院(若木町1丁目)の新病院長に、島田和幸自治医大付属病院長(63)を内定したと発表した。 
就任は4月1日付。 
同市は、2013年4月に地方独立行政法人(独法)化する市民病院の理事長予定者にも島田氏を内定し、経営改善の先導役を託す。 

 島田氏は同日の記者会見で「(市民病院を含めて)2次中核病院が苦労している状況をずっと見てきた。 

医師確保をはじめ、医療の質とサービスの向上、地域医療の連携に市民と力を合わせて取り組みたい」と決意を述べた。 
独法化の背景にある経営改善については、「いい医療を提供することが病院の使命。 
それができれば財務指標の好転にもつながる」との考えを示した。 

 自治医大付属病院の病院長経験者が小山市民病院長に就任するのは初めて。 

市民病院は15年度開院で移転新築を目指しており、 
大久保寿夫市長は「高名で手腕のある先生が来てくれることは大変喜ばしい。魅力ある病院にして、医師の確保と経営改善を図ってほしい」と期待を込めた。 

 小山市民病院は河原崎秀雄現病院長が3月末で定年退職するため、市が後任を探していた。 
経営に強い権限を持つ独法理事長についても、独法化に向けた準備が近く本格化することから、市議会が予定者の早期内定(就任は13年4月)を求めていた。 

 島田氏は1973年東京大医学部卒。91年自治医大循環器内科教授となり、2006年から現職。10年からは小山市民病院20+ 件建設懇話会の委員も務めていた。 



13年春に独法化へ 小山市民病院 
(2011年11月29日 下野新聞) 
  
2015年度開院で移転新築を目指す小山市民病院20+ 件の建設懇話会(会長・松岡淳一小山地区医師会長)は28日、同病院で第11回会議を開き、13年4月に移行する新経営形態を地方独立行政法人(独法)に内定した。市への答申を経て、年内に正式決定する。 

 新経営形態は昨年12月の基本構想を受け、人件費の削減や自由度の高い経営展開が可能になるとして、独法か指定管理者制度の導入かで検討が進められてきた。 

 会議で、病院側は「公共性の高い医療を担保しつつ、機動的かつ柔軟な運営で経営改善を進められる」「自治医大との強固な関係構築が可能」などと独法化の利点を説明。 
委員は全会一致で独法内定を支持した。 

 建設懇話会は医療関係者や市議、市民代表ら15人で構成。 
この日は、新病院の建設手法についても内定した。12月21日の第12回会議で、新病院の部門別運営方針などを含めた基本計画をまとめ、年内に大久保寿夫市長に答申する