志木市民病院小児科入院休止問題 改革委員長が「日大付属化」案を提示

2012.02.22

2012.2.21 22:40 (1/2ページ)

志木市立市民病院の経営体制を話し合う同病院改革委員会のメンバーら。「日大付属化」案について議論を重ねた=21日、志木市

志木市民病院小児科入院休止問題 改革委員長が「日大付属化」案を提示

 

志木市立市民病院の経営体制を話し合う同病院改革委員会のメンバーら。「日大付属化」案について議論を重ねた=21日、志木市

 埼玉県の志木市立市民病院(同市上宗岡)の小児科入院治療休止問題で、同市の病院改革委員会の長(おさ)隆委員長(元総務省公立病院改革懇談会座長)は21日、「日本大学医学部付属練馬光が丘病院」(東京都練馬区)から小児科医師を招くことを前提に、日大を指定管理者とするよう求める中間報告書案を示した。同市などが合意した菅野病院(和光市)への体制移行は事実上、宙に浮く形となった。

 改革委は21日、志木市内で第2回会合を開催。中間報告書案では、指定管理者を指定し日大医学部を第1候補とすること▽日大の重点関連病院指定を要請すること▽付属病院化が困難であれば独立行政法人化すること▽小児救急医療体制を維持すること-などを志木市に求めている。

 会合では「日大は受けるのか」など疑問の声も上がったが、長委員長は「私は経営破綻した練馬区医師会病院(日大光が丘病院の前身)の再生に関与した。今回、日大から斡(あっ)旋(せん)もあり、可能性がある」と説明した。終了後、長委員長は「財政負担を含めて、各市長の理解は得られると思う」と述べ、中間報告書案の内容に自信を示した。

 改革委は22日からの志木市議会の議論を踏まえ、24日に最終報告を行う予定。

 埼玉県の志木市立市民病院(同市上宗岡)の小児科入院治療休止問題で、同市の病院改革委員会の長(おさ)隆委員長(元総務省公立病院改革懇談会座長)は21日、「日本大学医学部付属練馬光が丘病院」(東京都練馬区)から小児科医師を招くことを前提に、日大を指定管理者とするよう求める中間報告書案を示した。同市などが合意した菅野病院(和光市)への体制移行は事実上、宙に浮く形となった。

 改革委は21日、志木市内で第2回会合を開催。中間報告書案では、指定管理者を指定し日大医学部を第1候補とすること▽日大の重点関連病院指定を要請すること▽付属病院化が困難であれば独立行政法人化すること▽小児救急医療体制を維持すること-などを志木市に求めている。

 会合では「日大は受けるのか」など疑問の声も上がったが、長委員長は「私は経営破綻した練馬区医師会病院(日大光が丘病院の前身)の再生に関与した。今回、日大から斡(あっ)旋(せん)もあり、可能性がある」と説明した。終了後、長委員長は「財政負担を含めて、各市長の理解は得られると思う」と述べ、中間報告書案の内容に自信を示した。

 改革委は22日からの志木市議会の議論を踏まえ、24日に最終報告を行う予定。

志木市民病院小児科入院休止問題 改革委員長が「日大付属化」案を提示

2012.2.21 22:40 (2/2ページ)

志木市立市民病院の経営体制を話し合う同病院改革委員会のメンバーら。「日大付属化」案について議論を重ねた=21日、志木市

 日大練馬光が丘病院は都県境に近く、朝霞地区の患者も多いが、日大は昨年、病院運営からの撤退を表明した。日大広報課は「現段階で要請を受ける予定はなく、公式な要請もされていない」とした。

 この問題をめぐっては、志木市が1月、小児科常勤医師3人の退職を理由に4月以降の入院治療休止を表明。これを受けて朝霞地区医師会は、小児救急医療を維持するため関係者と協議し、医師が移籍する予定の菅野病院で小児救急体制を整備する方針で合意した。

 その後、菅野病院が朝霞地区4市(朝霞、志木、新座、和光)に対し、整備費として毎年度1億円以上の財政支援を要請。しかし4市が難色を示したため、菅野病院は20日、小児救急受け入れ撤回を表明し、朝霞地区医師会は改革委が検討していた「日大付属化」案を支持する意向を示した。