弘前の鳴海病院、中央病院/運営2法人 来月合併/経営体質の強化図る

2012.01.01

弘前の鳴海病院、中央病院/運営2法人 来月合併/経営体質の強化図る 2011.12.28東奥日報社 
  


 弘前市の鳴海病院(121床)http://www.narumihospital.or.jp/byouinn/byouinn1.htmを運営する財団法人鳴海研究所清明会と、 

弘前中央病院(174床)http://www.hirosaki.aomori.med.or.jp/ht_medmap/p_byoin/hirosaki_chuou_med.htmを運営する財団法人秀芳園が、来年1月に合併することが27日、両法人関係者への取材で分かった。

鳴海病院、弘前中央病院とも現行通りの体制で運営を続けるが、医療資機材の共同購入による経費節減や、役割分担による経営効率化を図り、経営体質の強化を図る。 

 存続団体は鳴海研究所清明会で、秀芳園は解散する。合併後の名称は「財団法人医療と育成のための研究所清明会」とする。 

初代理事長には、現在、両法人の理事長を務めている淀野啓氏が就任する。両法人は監督官庁の県の認可を10月に受けており、1月4日に登記を行う予定。 

 既に、鳴海病院でエックス線写真読影を行い、弘前中央病院が病理診断を担当するなど、役割分担を一部業務で始めており、新体制移行後は、さらに互いの専門性を生かした連携を進める。 

 合併の意義について淀野理事長は「財団法人同士が大同団結することで強固な診療体制をつくり、社会に貢献したい」と取材に答えた。 

 関係者によると、地域の人口減少や医師不足など地域医療を取り巻く環境が厳しくなる中で、両法人は数年前から、 
同市の医療法人北桜会弘前メディカルセンター(137床)http://www7.ocn.ne.jp/~kouwakai/newpage1.htmを交え、統合に向けた協議をスタート。 

国の公益法人制度改革に伴い、財団法人は2013年11月までに、税制面の優遇措置がある公益財団法人の認定を受けるか一般財団法人に移行する必要があるため、両法人が先行して合併する方向で準備を進めてきた。 

法人形態が異なる北桜会との統合に向けた協議も続けるという。 

(若佐谷雅之)