東京・練馬区/練馬光が丘病院運営主体を募集




東京・練馬区/練馬光が丘病院運営主体を募集/8月18日までプロポ参加受付 
2011.08.02 日刊建設工業新聞   
  

 東京・練馬区は1日、日本大学医学部付属練馬光が丘病院(光が丘2の11の1)の後継運営主体の募集を始めた。 

日大が12年3月で運営から撤退するのを受け、同4月から病院運営を引き継ぐ後継法人をプロポーザル(事業提案)方式で決める。 

現在の病床数(342床)を維持する形で運営を移譲することになるが、30年間の運営期間の中で改築が必要となった場合、近接する旧光が丘第七小学校(光が丘2の6の1)の跡地を利用しながら、「現地での建て替えや移転を含め、後継法人と協議をしていくことになる」(地域医療課)という。 

 同病院の規模は、SRC一部RC造地下2階地上7階建て延べ1万7488平方メートル。86年11月に第1期工事が完成した後、88年に第2期工事、99年3月に増築棟が完成している。 
日大は、21年3月31日まで病院を運営する基本協定を区と結んでいたが、経営難を理由に撤退することを決めた。 

 後継法人の公募要項によると、現在の病院の規模や地域の中核的な病院としての総合的な医療機能を維持。 

区が所有する土地・建物は、30年間無償で貸与する。開院に必要な工事費の一部は区が負担するが、躯体を除く部分で運営上必要がある場合、建物の改修や補修は後継法人の負担で実施するとしている。 

 期間内に改築が必要となった場合には、旧光が丘第七小に仮移転した後に現地で建て替えたり、移転建て替えしたりするなどの方法をあらためて後継法人と区の間で協議することも付け加えた。 

この方法は、区が以前から日大に提案していたもので、後継法人にも同じ内容で引き継ぐ格好だ。 

 同病院の今後のあり方について志村豊志郎区長は、「拡充が必要」とする考えを区議会の答弁でも示しており、地域医療機能と病院運営を両立するために、後継法人が病床数の増加を含めた施設整備を行う可能性もありそうだ。 

 後継法人については、18日に応募申し込み、31日に企画提案書の提出を締め切り、選定委員会での審査を経て9月中旬から下旬の間に決定する。