看護婦の不足解消で県が策定へ

 

看護師サポートプログラム 

 不足解消で県が策定へ 
  
看護師不足の解消に向けた「山形方式・看護師等生涯サポートプログラム(仮称)」の検討会議が8日、県庁で開かれ、人材を引きつけるキャリアアップ計画や再就職支援などを盛り込んだプログラムを年末までに策定することを確認した。 

 県地域医療対策課によると、県内の看護職員数は、2010年度の速報値(常勤換算)で1万3398人。需要に比べて1388人が不足しており、不足数は拡大傾向にある。 

さらに、昨年春に県内の養成機関を卒業した新卒看護職員401人のうち151人が県外で就職するなど、看護師不足は深刻化している。 

 プログラムでは、これまで個別に行ってきた看護師確保策を、中高生への看護体験からベテラン看護師への研修まで、ライフステージに合わせて一元化する。県などは既に、医師確保のための同様のプログラムを昨年から始めている。 

 この日の会議には、県内の看護大学、病院などから約15人が出席。 

看護学科を持つ県立山辺高校の担当者は「都会に出て専門的な病院への就職を希望する卒業生が多い」と生徒の県外流出の背景を説明。 

山形大病院や県医師会からは「潜在看護師の掘り起こしを進めるべき」などの意見が上がった。 

(2011年7月9日  読売新聞)