上田市がミニ公募債 市産院建設費、3億円分発行へ 母袋市長が方針

 

上田市がミニ公募債 市産院建設費、3億円分発行へ 母袋市長が方針 
2011.06.07 信濃毎日新聞朝 
  
上田市の母袋創一市長は6日の記者会見で、市民を対象にした「ミニ公募債」を初めて発行する方針を明らかにした。 

市政への参加意識を高めてもらう狙いで、来年3月に3億円分を発行。 
全額を国立病院機構信州上田医療センター(上田市緑が丘)隣接地に来春移転する市産院(同市常磐城5)の建設費に充てる。 

 市長は「公募債を活用することで、地域医療について市民に関心を持ってもらえたらと思う」と期待。 
2014年秋に同市天神の日本たばこ産業跡地に開館を予定する「交流・文化施設」の建設費の一部も公募債で調達する考えを示した。 

 今回の公募債は20歳以上の市内在住者を対象に発行。10万円単位で1人当たり300万円を限度に購入できる。 
5年満期で利払いは年2回。固定利率とし、国が発表する直近の国債利率より若干高く設定する方針だ。 

 市産院の移転新築事業費は総額13億円。 
うち起債充当分5億3千万円の6割近くを公募債で調達する。 
7月に公募債の愛称も募集する。 

 ミニ公募債は自治体が公共事業の財源などを調達するために地域住民を対象に販売。上田市によると、県内では現在、長野市や軽井沢町など5市1町が発行している。