再編「2病院1診療所」に 栃木の3病院 再生計画、県が素案

再編「2病院1診療所」に 栃木の3病院 再生計画、県が素案=栃木 
2011.06.01 読売新聞   
  

 栃木市のJA栃木厚生連・下都賀総合病院と下都賀郡市医師会病院、医療法人陽気会「とちの木病院」の3病院による統合再編計画で、県は31日、経営効率化などを図り「2病院1診療所」とすることを明らかにした。 

急性期から回復期、在宅医療までの各機能を集約分担し、総合的に地域で支える医療体制構築を目指す。 
同日開かれた県議会生活保健福祉常任委員会で3病院統合を含む県地域医療再生計画の素案が示された。 

 素案によると、 

下都賀総合病院を新築移転予定の栃木駅南部に、急性期の患者受け入れや2次救急の機能を有する300床規模の病院を整備。 
365日24時間体制の2次救急を担い、敷地内には、休日夜間急患センターも設置する。

また、既存のとちの木病院の施設を活用し、250床規模に増改築。回復期・慢性期の患者を対象とした回復期・慢性期医療センターとする。 

 下都賀郡市医師会病院の建物は、診療所として総合健診や予防接種などを行う総合保健医療支援センターを整備する。 
訪問看護ステーションを集約した在宅ケア支援センターも設置。100床規模の老人保健施設を併設させる。 

 総事業費は約110億円を見込み、うち40億円で国の地域医療再生基金を活用する。 
素案は、7日の県医療対策協議会の承認を経て、16日までに国に提出される予定。