「舞鶴3病院2に集約」 多々見新市長 「市民」は療養型で存続=京都



「舞鶴3病院2に集約」 多々見新市長 「市民」は療養型で存続=京都 
2011.02.08読売新聞   
  

  舞鶴市長選の投開票から一夜明けた7日、初当選した前舞鶴共済病院長の多々見良三さん(60)は同市内で記者会見し、争点となった公的病院の再編問題について、市立舞鶴市民病院を除く3病院を2病院に集約する構想を明らかにした。 
多々見さんは「4病院の連携強化」を訴えてきただけに、踏み込んだプランには波紋も広がりそうだ。 

  市域には現在、東地区に共済病院と市民病院、舞鶴医療センターが、西地区には舞鶴赤十字病院がある。 

  会見で多々見さんは、医師ら現場の意見を聞くと前置きしたうえで、「市域の東西バランスを取って(各病院が)持続可能な形にしたい」と指摘。 
市民病院は療養型に転換して存続させるとし、「将来的には東に一つ、西に一つ。 
例えば、東は共済病院、西は赤十字と医療センターが組むのもあるし、共済病院と医療センターがくっつく話もあるだろう。 
いろんなパターンがある」と語った。 

  一方、赤十字病院の一般病床を増床するアイデアにも言及。必要な資金は、中丹地域医療再生計画に充当する医療再生基金25億円を利用できるとの見通しも示した。 
選挙中、白紙撤回するとした同計画については、「3月初めには(見直し案を)決めたい」とした。 



「病院再編、バランスを」 多々見・新舞鶴市長が会見 /京都府 
2011.02.08朝日新聞  
  

  舞鶴市長選で初当選を果たした多々見良三氏(60)は、一夜明けた7日朝、同市浜の事務所で記者会見した。 
市長選で最大の争点になった病院再編問題を最優先課題とし、市と府が進めていた公的病院再編計画について知事に見直しを求める考えを改めて示した。 
多々見氏は8日に知事と会って直接、意見交換する。 

  同市には、舞鶴医療センターと舞鶴赤十字病院、舞鶴市民病院の三つの拠点病院があるが、市民病院の経営悪化や医師不足などをきっかけに2007年ごろから再編が検討され、市は、各病院の機能の集約や分散によって地域医療を守る再編案を発表した。 

  会見で多々見氏は、市東部の舞鶴医療センターの中に急性期基幹病院を新たに建設し、西部の舞鶴赤十字病院を慢性期サテライト病院にする市や府による再編案について、「お金だけかかって医師離れが起こる」と反対を表明。 
「東西のバランスが重要だ」として、舞鶴赤十字病院を増床し、医療スタッフも増やす方針を示した。 

  一方、山田啓二知事はこの日、報道陣に対して「多々見さんの医療再生問題についての考えを明らかにしてもらい、どの程度の地域医療再生計画の変更が必要なのか話し合いたい」と話した。 

  (平畑玄洋、松谷慶子)