稲取・伊豆東部総合病院-拡張新築へ前進 年度内に土地売買契約



稲取・伊豆東部総合病院-拡張新築へ前進 年度内に土地売買契約 
2011.09.29 伊豆新聞 

 ■町確認、アスド会館売却も  

 拡張新築を計画する東伊豆町稲取の伊豆東部総合病院と、地元・田町区との土地売買がほぼ固まった。 
これを受け町は、両者が本年度内の契約を目指しており、同病院が来年度に建設計画を厚生労働省に申請予定で、2次救急医療実施や診療科目を充実する意向を確認するとともに、町営の体育施設アスド会館(白田)の同病院への売却を再確認。28日、町役場で開かれた町議会全員協議会で報告した。 

 同病院と区は、現在の貸借地と、隣接する駐車場上の拡張部分合わせて約1万5900平方メートルの区有地売買を交渉している。 

町は太田長八町長らが同病院を運営する神奈川県茅ケ崎市の医療法人康心会本部(大屋敷芙志枝理事長)を訪れ、今年3月に締結した地域医療充実への取り組みのための覚書内容と合わせ協議。 
価格交渉と建設設計に入ることを確認した。 

 太田町長は「康心会は『10年、20年先を考えた病院運営をしていきたい』としている」と話した。 

 売買がほぼ固まったことで病院の計画は前進する。老朽化した現建物の上側に新築し、国道135号からの取り合い道路を現在より稲取高校側に付け替えたい意向。 
体育館などがあるアスド会館は職員の福利厚生と研修に使いたい-と、かねて譲渡要請していて土地売買と同時の契約を求めた。町は売却に応じる方針で町民向けには代替施設を検討するとしている。 

 同病院を巡っては、下田市への移転計画があったが、町は地域医療の拠点として存続を強く要請、区長会も町民9392人の署名を集め存続の嘆願書を提出。康心会は昨年8月、存続を決定し整備計画案を示していた。