分娩再開にメド 市立根室病院 7月にも

分娩再開にメド 市立根室病院、7月にも /北海道 
2010.03.25 北海道朝刊   
  
根室市は24日、市立根室病院で7月からの分娩(ぶんべん)再開にメドが立ったと発表した。 
産婦人科医の常勤体制が維持できなくなった2006年9月以降、分娩を休止していたが、医師確保の見通しがついたためだ。 

 同病院では、派遣医による週2回の外来診療で市内唯一の産婦人科を維持し、昨年1月には40代の常勤医を確保。 
安全面を考慮して常勤医2人体制での分娩再開を目指したが、2人目の常勤医を確保できないうちに、同年9月に医師が退職。再開は振り出しに戻っていた。 

 市によると、市立根室病院の招請に応じたのは、道東や十勝の公立病院での勤務経験があり 
、現在は埼玉県の民間病院の院長を勤める60代の医師。 
年間400例の分娩を扱い、常勤医1人での分娩再開に意欲を示しているという。 

 長谷川俊輔市長は「1人常勤医の負担軽減のために、北大や他の医療機関の協力を得て、支援体制を充実させたい」と話した。