再診料 統一問題




再診料 統一問題 
国民の医療を守る立場にある厚生労働省足立信也政務官の発言「病院の点数を診療所に合わせる判断を中医協がすることはあり得ない」という発言は至極尤もである。 
「病院と診療所の再診料の統一は段階的に行うべき」だとの日本医師会の考えをを 国民の10人の内10人が理解出来ない。中医協が国民目線で意思決定を速やかに出来ないのであれば やっぱり「中医協の在理由がない」という 事業仕分けの意見は国民の圧倒的支持を得る事になろう。 
企業経営でも 団体交渉は公開され経営者側・労働組合側が 徹底的に議論をするが 最終的には 経営責任を有する 経営者側が決断する。 
全てが国民負担で賄われている医療は 国民すなわち議会に権限がある。中医協はあくまで厚生労働大臣の諮問機関である。 

国民は 民主党政権を選択したのであるから 足立政務官のリーダーシップは当然である。 
日本医師会が 段階的・すなわち先送りと言うなら 団体交渉(中医協)での議論を国民の集団監視の中で論理的に主張すべきである。最終決定は政府与党の政治判断が当然である。 


病診の再診料統一は「段階的に」-日医2010/01/06 23:10   キャリアブレイン    


日本医師会の中川俊男常任理事は1月6日の定例記者会見で、再診料に関する日医の見解を発表した。 
一部メディアで診療所の再診料を引き下げると報道されたことに対し、引き下げへの「反対」の姿勢を明確にした上で、病院と診療所の再診料の統一は段階的に行うべきだとの考えを示した。 

再診料(診療所と200床未満の病院が対象)の点数は現在、病院の60点に対し診療所は71点と、11点の開きがある。 
昨年12月16日の中央社会保険医療協議会(中医協)では、病診の点数を統一することで診療側と支払側が合意。点数調整については今後、中医協で検討することになった。 

 中川常任理事はこれらの経緯を踏まえ、共同通信が昨年12月27日付で、再診料について、「現在710円の診療所を引き下げる一方、600円の病院を引き上げて650円前後で一本化する考え」を厚生労働省が示したと報道したことについて、再診料格差の是正策は中医協で議論することになっているにもかかわらず、「具体的な方法がリークされた。報道をきっかけに既成事実化しようとしているようであり、きわめて遺憾だ」などと厚労省を批判した。 

 中川常任理事は、再診料について「本来は病診共に引き上げるべきだ」と述べた。 
ただ、4月の報酬改定の財源は限られているため、まずは病院の再診料を診療所の水準に近づけ、4月以降に十分議論し、より高い水準での統一を図ることを提案した。 
 その上で、「改定率が小幅な場合はそれに見合った改定をすべきだと思う。 
中医協でも統一の方向で合意しているが、4月の改定で一気に統一するということは決まっていない。段階的にやるべきだと思う」と述べた。 

■足立政務官の発言は「政治的圧力」 
 中川常任理事はまた、今月6日付でメディファクスが報じた「病院の点数を診療所に合わせる判断を中医協がすることはあり得ない」などの足立信也厚生労働政務官の発言を「中医協の議論に政治的圧力をかける発言」 

「中医協を軽視した由々しき問題だ」などと批判。 
「国民の医療を守る立場にある厚生労働省の政務官として、発言の重みを肝に銘じていただきたい」と苦言を呈した。