横須賀市民病院 経産婦対象に「助産」常勤医不在



横須賀市民病院:経産婦対象に「助産」 常勤医不在、全国で2例目  
毎日新聞 2010年11月20日  
  
◇来年3月実施 
 横須賀市は19日、来年1月から産婦人科の常勤医がいなくなる市立市民病院で、出産経験がある経産婦を対象に、助産師が分娩(ぶんべん)介助などをする「院内助産」を同3月から開始すると発表した。 
医師不足が深刻になる中、出産リスクが比較的低い妊婦に限り、他の市立病院や民間クリニックの非常勤医師の後方支援で補う周産期医療。市によると、常勤の産婦人科医がいない病院での院内助産は全国で2例目という。 

 市民病院では、これまで常勤医3人と助産師10人の体制で、昨年度の市内出産件数2600件のうち431件を担い、今年度は10月までに168件を取り扱った。 
しかし、常勤医3人が研究に専念することなどを理由に今年10~12月に順次退職することになり、11月以降、分娩受け入れを停止していた。 

 市民病院を今年4月から管理運営する「地域医療振興協会」は、別に運営する市立うわまち病院で、現行の産婦人科に加え、自然分娩などを希望する妊産婦のニーズに応え院内助産の導入を検討していた。 
しかし市民病院での医師不足を受け、先がけて院内助産に取り組むことにした。 

 同協会は「厚生労働省などの院内助産のガイドラインに沿って、胎児や妊産婦の異常に早急に対応できる体制を作る」とし、万が一リスクが生じた場合、うわまち病院や近くの周産期母子医療センターとの連携を図る。 
一方で、市と連携し、引き続き常勤医を募集、獲得を目指す。 

 院内助産の対象は、出産予定日が来年3月以降の経産婦で、助産外来での健診に加え、同病院の産婦人科外来で医師の診察を受け、経過が正常と判断された場合に限る。予約は今月22日から。【田中義宏】 


医師不在で助産師だけで分娩 神奈川県内初、横須賀市民病院2010.11.22 産経新聞 

神奈川県内で初めて助産師のみでの「院内助産」が導入される横須賀市立市民病院=神奈川県横須賀市長坂 神奈川県横須賀市は22日、常勤の産科医が不在となることから出産の扱いを休止していた市立市民病院で、助産師による「院内助産」の出産予約受付を始めた。 

来年3月から、助産師だけで妊娠中の指導や分娩(ぶんべん)措置などを行う。 
常勤の産科医不在での院内助産は県内初。全国でも珍しいという。 

 対象は出産予定日が来年3月以降で出産経験のある妊婦。妊婦健診を受けて、経過が正常なことが条件。 
初めて出産を経験する妊婦は対象外。 
常勤の助産師8人と非常勤の助産師2人が24時間体制で、1カ月に5~10件の出産を扱う。 

 安全対策としては、小児科医や市立うわまち病院の産科医らと連携し、乳児や妊産婦の緊急事態にも対応する。 

 市民病院では、これまで常勤医3人と助産師10人が担当。昨年度の市内出産件数2606件のうち431件の出産を扱い、今年度は4~10月までに168件の実績があった。 
しかし、常勤医全員が退職するため、来年1月から常勤医が不在となることから、今月から出産の扱いを中止した。 

 同院では常勤産科医を募集しているが、確保のめどは立っていないという。 



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