日立・秦病院(現在、公益性の高い特定医療法人化の準備を進めている



日立・秦病院(現在、公益性の高い特定医療法人化の準備を進めている)・・・・ 血管診断に新型X線装置 
2010.11.23 茨城新聞  
  

■心疾患治療、大きな威力 

急性心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患の診断・治療を飛躍的に向上させようと、日立市鮎川町の秦病院(小澤興院長)が「新型X線血管撮影装置」を導入した。 
新装置は解像度の高い鮮明画像を提供し、放射線量も少ないのが特長。医師と患者双方にメリットがあり、地域医療の向上に大きな役割を果たすと期待されている。 

新装置は、近年増加している心臓疾患のカテーテル検査に用いられ、主に血管狭(きょう)窄(さく)の診断を行う。透視、撮影したこまを瞬時に解析し、検査を受ける患者の放射線量も低いため被ばく低減にもつながるとされる。 

18日夜は同病院の血管撮影室で内覧会が行われ、循環器内科の武藤光範医師が医療従事者や行政、議会関係者ら80人に対し、機器と実際の治療例について説明した。 

内覧後、小澤院長は「関係機関と協力し、地域の期待に応えたい」とあいさつし、秦和子理事長は「医の原点は救急。良い病院にしたい」と決意を示した。 

日立製作所日立総合病院の奥村稔院長らは「県北地域の患者、住民にとって最新鋭機器の導入は心強い」と祝辞を述べた。 

秦病院は、初代理事長の秦資宣氏が唱えた「医療は公共」の理念に基づき、県北の中核病院として救急医療、地域医療に貢献。 
現在、公益性の高い特定医療法人化の準備を進めている。(宮部卓幸)