志摩病院 管理者に地域医療振興協 救急診療部設置めざす=三重



志摩病院 管理者に地域医療振興協 救急診療部設置めざす=三重 
2010.10.21 読売新聞   
  

 県立志摩病院(志摩市)を運営する指定管理者の選定委員会(委員長=登勉・三重大医学部長)が20日、津市で開かれ、公益社団法人「地域医療振興協会」(東京都千代田区)を指定管理者に選定した。 

 志摩病院の指定管理者の募集に応じたのは、同協会だけだった。事業計画として、小児科や産婦人科の常勤医師の確保、救急医療体制の回復などを提示していた。 

 今月1日の書面審査で、委員が救急医療の確保策について詳しい説明を求めた。 
協会は内科や外科など診療科を問わずに救急患者を受け入れ、適切な初期対応を行う「救急総合診療部」の設置を新たに提案。 
委員会は「指定管理者にふさわしい」と最終評価した。 

 委員会は今月中に野呂昭彦知事に報告書を提出。県議会の議決を経て正式決定する。 
協会は志摩病院の運営を始める2012年4月までに現地事務所を設置し、医師の配置など具体的な対策を検討する。 

 同協会は山間部や離島などへき地における医療の確保と質の向上を目的に1986年に設立され、全国で計49施設の公立病院などを運営している 



県立志摩病院:指定管理者を承認--選定委 /三重 
2010.10.21毎日新聞   
  

 県立志摩病院(志摩市)の指定管理者選定委員会が20日、津市羽所町のみえ県民交流センターで開かれ、公益社団法人「地域医療振興協会」(吉新通康理事長、東京都)を選定することを承認した。同委は今月中に野呂昭彦知事に報告書を提出する予定で、県は県議会に指定のための議案を提案、12年4月からの導入を目指す。 

 応募したのは同協会のみで、事業計画書などは今月1日の選定委で書類審査を通過しており、この日は聞き取り審査を行った。事業計画書では、制度導入から3年以内に現在、休診となっている神経内科を含む14診療科すべてを復活させることや、救急医療への対応として、総合医を配置する救急総合診療部を設置することなどが提案されている。 

 県健康福祉部によると、聞き取り審査で協会側は、救急総合診療部について、総合医で対応できない患者を専門医に引き継げるよう三重大などの協力を求めたという。県は今年度内に同協会と基本協定を締結する予定で、協会はその後、制度導入を前に現地事務所を設置し、医師の配置などについて具体的に検討する。【田中功一】