高知医療センター 物品調達の単価見直し  4~6月 価格改定で一部安く

高知医療センター 物品調達の単価見直し  4~6月 価格改定で一部安く 
2010.09.07 高知新聞  
  

 県・高知市病院企業団は6日の企業団議会議員協議会で、高知医療センターに納入された医薬品や診療材料に関し、3月に決めた納入価格より安く調達できる場合があったとして、単価の一部見直し方針を報告した。 

 企業団によると、PFI解約に伴う当面の業務継続のため、本年度は4~6月(診療材料は7月まで)の物品納入単価を暫定的に2009年度水準に設定したが、10年度の価格改定により新価格や業者の納入見積もりが企業団の設定より安い品目があった。 
このため安い方の価格適用を4月にさかのぼって業者に要請しているという(一部変更済み)。 

 企業団は「(一定割合の値引き率が担保されている)09年度価格を適用した方が、価格改定で安くなる分より有利だと考えたが、予想が異なる部分があった」としている。 

 この単価見直しをめぐっては、詳細な説明を求める企業団議会の元木益樹、樋口秀洋(以上県議)、浜川総一郎、西村和也(以上高知市議)の4氏の要請で、議員協議会に先立ち臨時会を開催。 
4氏は地方自治法に基づく議会への検査権付与(同法98条)を前提に執行部報告を求める議案を出したが、採決(議長除く出席計13人)の結果、元木氏ら4氏と上田周五、梶原大介の両氏(いずれも県議)の計6人の賛成少数で否決された。 

 この後、議員協議会に切り替えて質疑を行ったが、「6月の議員協議会での企業団の答弁が不誠実だった」などとする元木氏らと企業団側とのやりとりがかみ合わないケースが続発。今後は文書による質疑応答を経て、あらためて協議する方針を確認した。(小笠原敏浩)