新上野原市立病院 産科の設置を推進

2010.9.10 山梨日日新聞 

新上野原市立病院 産科の設置を推進 
市長表明、「公約に沿う」 


 上野原市の江口英雄市長は9日、9月定例市議会で、新市立病院の建設をめぐり、現病院の運営主体である指定管理者が難色を示している産科の設置を推進する考えをあらためて示した。 
 鈴木敏行氏の一般質問に答えた。鈴木氏は「病院の基本設計に産科のスペースなどを盛り込むことは件の計画と異なり、医師確保の面でも課題がある」と指摘し、江口市長に説明を求めた。江口市長は「病院建設については市長選の時から見直しを掲げ、市内の10カ所で説明会を開いた。市民からの要望が高いものを取り入れながらつくるという公約に沿って進める」と述べ、産科設置などに前向きな姿勢を示した。 
 また「基本計画の策定については指定管理者と合意しているのか」との質問に対しては、「指定管理者も出席した病院委員会の中で承認を受けた」と説明した。 
 新病院の設計をめぐっては、江口市長が①産科の設置②救急循環器診療体制の確立を含む血管造影室の設置を求めたことに対し、指定管理者を含む病院側が運営面から難色を示したものの、最終的には市側の意向を盛り込んだ基本設計を策定した経緯がある。