阪南市立病院 民営に



阪南市立病院 民営に(2010年8月15日  読売新聞) 
  
赤字経営が続く阪南市立病院(185床)の改革プランを有識者が検証する「評価委員会」(5人)が14日、初会合を同市立文化センターで開き、病院の存続方法について、民間の指定管理者に運営を委ねる「公設民営」とする方針をまとめた。26日の次回会合で決定し、市に答申する。 
市は答申を受け、今年度中に病院の存続方法を含めた抜本的な経営改善策をまとめる。 
府によると、府内で指定管理者制度を導入している公立病院はまだないという。 

 同病院では医師不足が深刻化し、2008年策定の改革プランでは09年度から経常収支が黒字になる予定だったが、医師の招聘(しょうへい)が進まず2億300万円の赤字となった。 

 この日の会合には委員3人が出席。 
評価委の委員長に就任した長(おさ)隆・元総務省公立病院改革懇談会座長が「市が経営する『公設公営』はもはや無理だ。 
市の財政も厳しく、存続するには指定管理者制度しかない」と主張。他の委員2人も、指定管理者制度を導入した公立病院の成功例を紹介しながら民間の経営手法の活用に賛意を示した。 

 府などによると、公立病院への指定管理者制度の導入は各地で増えており、日本赤十字社や大学病院、社会医療法人などが候補として想定されている。 
長委員長は「病院の経営に行政は口を出さず、機能や役割、職員の人数などはすべて指定管理者に任せるべきだ」と述べた。 

 福山敏博市長は会合後、「市立病院への指定管理者制度の導入は過去に検討したことがあるが、課題もある。議会の意見を聞く必要があり、慎重に検討を進めたい」としている。 



第1回、阪南市立病院改革プラン評価委員会開かれる! 

2010年08月15日(日): 女の風ブログ 
http://blog.zaq.ne.jp/onnanokaze/・・・引用させていただきました 
大阪府 16年に及ぶ市議生活を終え、気分一新。大阪最南端のまちから「まちの情報発信屋」のブログを始めます。感覚人間が毎日の暮らしの中から視たまま、感じたまま伝えます。 ・・・(傍聴の方の書き込みです)・・・・ 

午後2時から阪南市立文化センター 大ホールで、市立病院改革プラン評価委員会が開かれた。 
評価委員5名の内、相良委員、百井委員が欠席。 
オブザーバーとして大阪府健康医療部保健医療室医療対策課、金森課長が出席された。 

市長から、専門家による評価委員会に病院再生に向け、平成20年12月に策定した「阪南市立病院改革プラン」の進捗状況の評価、目標未達成の原因検証、そして今後の市立病院のあり方について、専門的な見地から議論を賜りたいと諮問された。 

それで今日の委員会では、諮問を受けた諸問題について議論されると思っていたが、17年度からの病院経営状況の資料で、既に阪南市立病院は、指定管理者制度導入が最もふさわしい経営のあり方であると、結論付けられていた。 

そして、各委員から、各地で公立病院再生に向けて取り組まれてきた経過、実績が披露され、遠藤委員からは阪南市立病院再生に向けて、非常に厳しい指摘がなされた。 
今日の評価委員会の議論によって阪南市立病院の方向が決まるのではと思っていたが、その段階を踏んでいたら9月までに答申を出すというスケジュールは日程的に無理という判断でか、評価委員会の初日に病院の経営形態は指定管理者制度導入という、初めに結論ありきで進められた。 
互選によって委員長に選任された長氏から、会議の冒頭、阪南市立病院が今どんな状況か、週刊ダイヤモンド(8/14・21号)に「患者数が計画の5割で非常事態 阪南市立病院のラストチャンス」という見出しで掲載された記事の紹介があり、参加者に危機的状況に陥っている阪南市立病院の現実を説明された。 

その記事中、安田副市長はダイヤモンドの取材を受けて「当初,、10月に想定していた評価委員会を8月に繰り上げた訳は、病院の赤字が市の財政に大きな負担となり、会計面では今すぐ廃院にすべき状況だ」と語っておられる。 
今まで、公の場で幹部職員から“廃院”という言葉は聞いたことがなかったので、記事を見て驚いたのと同時に、ここに来て病院再生に向けて打つ手なし、と決断され、全面的に評価委員会に今後の病院の行方、方向性を委ねられたと理解。 
遅きに失したが、市は重たい決断をされ、これ以外に阪南市の今後は無いと判断された、と私は受け止めた。(市立病院の今後は評価委員会に丸投げ???) 

私は思う。 
ここへ来るまでに、もっと市民と「これからの病院の在り方」について本音で議論する場を設けていなければならなかったのではないか。 
また、なぜ、指定管理者制度導入になるのかの説明も、市民には決定する前に必要だと思うのだが。 
大事な事を市民抜きで拙速に決めていけば、今後に禍根を残すことになりはしないか。老婆心ながら心配する。。。 

府の金森課長からは、泉州南部には複数の公立病院がある。 
今日の話を学んで機能連携を見ながら府も一緒になって、再生に向けて取り組んでいく。 
同じ方向を見ていくと約束された。 
今日は、会場からも質問を受けると聞いていたが、それは無かった。 
あくまでも専門家による第1回評価委員会であった。 
今日は、大ホールを準備されていたので、もっと多くの市民が傍聴に来るのではと思っていたが、思ったほどではなかった。 
また、会場前席に議員席が設けられていたが、議員の参加は非常に少なかった。 

特別委員会は、今日の評価委員会を受けて、8/19日(木)午前10時から職員の出席は求めず、市立病院特別委員だけの委員会を開催するということを、出席されていた議員から聞いた。 
公開委員会なので傍聴は可能とのこと。 

※次回の評価委員会は8月26日(木)午後7時から阪南市役所3階、全員協議会室で開催される。 
多くの傍聴を!