人件費増で赤字「内科医まだ不足気味」 氷見市民病院09年度決算




人件費増で赤字「内科医まだ不足気味」 氷見市民病院09年度決算 /富山県 
2010.06.12 朝日新聞   
  

 氷見市は11日、氷見市民病院が公設民営化されて2年目の2009年度決算の概要を明らかにした。 
それによると当初より医師数が一部診療科で増え、医業収益が4千万円増となったが、250床態勢に向けた看護師らの増員による人件費増で全体では約5千万円の赤字という。 

 指定管理者による運営で金沢医科大学氷見市民病院が発足したのは、08年4月。 
それまで主力だった富山大の医師らと身分保障などの問題で残留交渉が難航し、多くの医師が退職。 
そのため当初は28人の常勤医で発足したが、09年度は33人に増え、医業収益は39億2千万円と、前年度比4千万円増となった。 

 また看護師らも十分に確保できなかったため250床の態勢を維持できず、200床に縮小してスタート。 
09年度は看護師が新規採用などで13人増の172人とし、その人件費などで約5千万円の支出超過となったという。 

 同病院事務局は「医師は外科を中心にかなり充足でき、心臓外科手術や入院が可能になった。市外に搬送される救急患者が劇的に減って収入増につながったが、患者数の多い内科医がまだ不足気味」などと話している。 



「地域医療の中核に」祈り込めて起工式 氷見市民病院 /富山県 
2010.04.23朝日新聞http://www.kanazawa-med.ac.jp/~himi/cgi-bin/new_hospital/index.cgi  
  
氷見市が移転新築計画を進める公設民営の金沢医科大学氷見市民病院の起工式が22日、同市鞍川の予定地であった=写真。 
堂故茂市長や山下公一・同医科大理事長らが出席、地域医療の中核と、大学病院としての高度先端医療を担う新病院の着工を祝った。 

 現在の病院から約1キロ西の予定地は、敷地面積が約3万1千平方メートル。鉄骨一部鉄筋コンクリート6階建ての計画で、延べ床面積が現在の1・3倍の約2万2千平方メートル。 
現行と同じ20診療科で、1、2階が外来、2階に人工透析などの血液浄化センター、4~5階が一般病棟で、病床数は現在の368床から250床となる。総事業費は52億円で、2011年5月に完成予定。 

 安全祈願祭の後、堂故市長は「公設民営化の決断をへて着工を迎え、感慨深い。医科大の全面支援も得て、安心安全の医療を実現したい」とあいさつ。 
山下理事長は「高齢化社会の中の地域医療の中核のほか、近代設備などによる先端的な医療提供も担っていきたい」などと述べた。 

http://www.city.himi.toyama.jp/hp/menu000000600/hpg000000590.htm