医療を核にした新成長戦略」に関心/民主国会議員21人が亀田メディカルセンター視察/民間病院の活力を評価

医療を核にした新成長戦略」に関心/民主国会議員21人が亀田メディカルセンター視察/民間病院の活力を評価(2010年04月05日http://wandara.net/blog/blog.php?key=27814 より引用 
  
内山晃・衆議院厚生労働委員会筆頭理事ら民主党の国会議員21人が5日、千葉県鴨川市の医療法人鉄蕉会亀田ディカルセンターを視察した。 

一行の中には経済産業省成長戦略専門委員会のメンバー4人(いずれも衆議院議員)が含まれ、「新成長戦略における医療分野の役割」と題した亀田隆明・医療法人鉄蕉会理事長の講演に熱心に耳を傾けていた。 
  
日本は経済の低迷で失業率が高止まりしており、雇用の確保が緊急の課題となっている。 
一方では高齢化社会を迎えて、高まる医療ニーズに早急に応える必要に迫られている。 
この二つの課題に取り組む民主党政権が期待を寄せているのが、亀田理事長の「医療を核にした新成長戦略」だ。 
  
亀田理事長は、粗鋼生産は一貫して増えているのに社員数が大幅に減っている新日鉄君津製鉄所を引き合いに出し、モノ作りで人件費の安い国と競争するには生産性を高めるしかなく、雇用確保には向かない、と指摘。 

亀田メディカルセンターは、鴨川市役所を予算規模と職員数ではるかに上回っており、看護師はまだまだ不足している、として雇用面での貢献を強調した。 
  
また、医療費の抑制とがんじがらめの規制が医療産業の成長を阻害し、国産の医療機器の国際競争力を削いでいる実態を明らかにしたうえで、医療機器は精密機械やロボットなど本来日本が得意としている分野のはずで、むしろ、今後ののびしろが大きい成長分野である、と考えるべきだ、と規制解除の必要性などを強調した。 
  
そして、産業としての医療を育てることが経済の成長、ひいては雇用の増大と高齢者医療の充実にもつながる、と一石二鳥の効果があることを強調した。 
  
この後の質疑で、柚木道義衆議院議員(経済産業省成長戦略専門委員会委員)が医療業界に科せられた様々な規制や制約による影響について質問し、亀田理事長は「もともと日本にとっては得意な分野なので、規制を解除して外国と対等に競争できれば輸出産業として有望だ」などと答えた。 
  
また、広中和歌子参議院議員は「医療業界に対する様々な規制は、外国から見れば非関税障壁で、こんなことを続けたら日本はますます孤立する」などと指摘した。 

 今回の視察を企画したのは石田三示衆議院議員(鴨川市在住)。 
 視察に参加した国会議員は次の通り。敬称略。 

◇衆議院議員 
 内山晃(厚生労働委員会筆頭理事)、大西健介(厚生労働委員)、水野智彦(同)、相原史乃(同)、田島要(経済産業省成長戦略専門委員会委員)、稲富修二(同)、高邑勉(同)、森山浩行(同)、柚木道義(同)、黒田雄(厚生労働委員)、中後淳(千葉県第12区)、岡島一正(千葉県第3区)、田中美絵子(厚生労働委員会)、三宅雪子(同)、金子健市(千葉県第11区)、奥野総一郎(千葉県第11区)、石田三示 

◇参議院議員 
 加賀屋健、森ゆうこ(厚生労働委員会筆頭理事)、津田弥太郎(厚生労働委員会理事)、広中和歌子 

【Twitter】 
医療の充実と雇用の増大の一石二鳥。先進医療の地域への還元を評価。医療規制の緩和で一致▽「医療を核にした新成長戦略」に関心/民主国会議員21人が亀田メディカルセンター視察/民間病院の活力を評価