市病院事業に「顧問」設置 九大から病院改革実力者 理事長派遣へ大きな一歩

2010.4.2 壱岐日々新聞 

市病院事業に「顧問」設置 
九大から病院改革実力者 理事長派遣へ大きな一歩 


 市は3月31日、1日から壱岐市の病院事業に新しく「顧問」のポストを設置し、九州大医学部第2外科出身の齊藤貴生医学博士を非常勤特別職で迎えると発表した。同氏は九州大大学院医学研究院で医療経営・管理学講座を担当する特別教員でもある。 
 氏は各地で病院改革の実績をあげてきたことで知られ、昨年は全国自治体病院協議会雑誌に「自治体病院の経営改革」と題した連載を執筆、大きな注目を集めた。 
 氏は大分医科大の創設間もない頃から14年間助教授として大学の基礎づくりに力を注ぎ、平成10年からは佐賀県立病院好生館の館長として病院改革に実績を上げた。平成18年からの3年間では、大分県病院局長(県病院事業管理者)として、赤字を黒字に転換する大改革をなし遂げた。1日からは福岡県田川市の病院事業管理者(常勤)となって病院改革に取り組む。壱岐には月1回程度来島し市民病院の資料精査から着手するという。 
 九大病院の人脈で顧問就任が実現したことは地方独立行政法人化後の市民病院の理事長に九大病院から派遣を受ける上での大きな一歩となる。