借金、最長30年で返済 新市立病院建設 市側見通し

2010.6.8 北海道新聞 
借金、最長30年で返済 新市立病院建設 市側見通し 

市議会 
  
 第2回定例小樽市議会は7日、会派代表質問に入った。新市立病院の建設にかかわる起債(借金)の返済期間について、並木昭義・市病院局長は「工事分は30年償還」と説明。現在の試算で、起債全体のうち46%は国の交付税でまかない、市一般会計による返済分は13%、同じく病院会計は40%にとどまるとの見通しを示した。 
 佐藤禎洋氏(自民)の質問に答えた。起債は、病院事業債と過疎債が50%ずつ。医療機器にかかわる分は、事業債が5年、過疎債が12年償還と見込む。 
 新市立病院の構造については、地震の震動を吸収する「免震」が最近の主流としながらも、揺れに耐えられるよう壊れにくく建てる「耐震」を含め、建設コストや特性を比較検討するとした。新病院が想定する388床が過大との見方がある市医師会に対しては、「医師会の要望が強いオープン病床は相当数(30床)確保した」(並木局長)とし、必要な配慮はしているとの認識を示した。 
 菊地葉子氏(共産)は、済生会小樽病院に隣接する夜間急病センターについて質問。山田勝麿市長は「新市立病院の敷地に、設置は考えていない」と述べ、済生会が移転すれば、あらためて済生会や医師会などと協議するとした。