高知県尾崎知事  高知医療センターの経営改革プランを練り直す可能性に言及 ・・・ オリックス西名副社長は病院建設費など初期投資の償還のうち県・高知市病院企業団がSPCに支払う約百二十七億円の地方債への借り換え要請には応じる姿勢・・・



高知県尾崎知事  高知医療センターの経営改革プランを練り直す可能性に言及 ・・・ オリックス西名副社長は病院建設費など初期投資の償還のうち県・高知市病院企業団がSPCに支払う約百二十七億円の地方債への借り換え要請には応じる姿勢・・・』 

高知医療センター:赤字、オリックス本社へ経費削減など要請  /高知 
2009.01.21毎日新聞   
  

 
◇知事と高知市長 

 高知医療センター(高知市池)の経営問題で、尾崎正直知事と岡崎誠也・高知市長は20日、オリックス本社(東京都港区)を訪れ、医療行為以外の業務を受託している特定目的会社(SPC)「高知医療ピーエフアイ」主要株主のオリックス不動産の幹部に、経費削減などへの協力を要請した。【服部陽】 

 知事と市長はセンターの運営主体、県・高知市病院企業団の構成自治体のトップとしてオリックス不動産の西名弘明会長(前SPC社長)と面談した。県によると、西名会長は「協力は難しい」との趣旨の回答をしたが、引き続き企業団とSPCで検討していくことを確認したという。 

 センターは、医業収益が当初の見込みに届かない一方、薬品などの材料費が抑制できない状態で、今年度末に約7億6000万円の資金ショートに陥る見込み。赤字続きの病院経営に対し、企業団は2011年度までに収支を黒字化する方針を示し、8億6000万円の費用削減を見込んでいる。 

 このうち、企業団は材料費や委託料で6億円の削減をSPCに要請したが、SPC側は先月、PFI事業は単年度ではなく、事業期間(30年間)全体で効果を算定するものと位置付け、経費削減に「応ずることはできない」などと回答していた。【服部陽】 


  

医療センター 「収支全体の見直しを」  オリ社副社長 知事、高知市長に主張  知事 改革プラン再検討も 
2009.01.21高知新聞   
  

 【東京支社】高知医療センター(高知市池)の収支改善に向けた協力要請のため、尾崎正直知事と岡崎誠也高知市長が二十日、オリックス本社(東京・三田)に出向き、PFI事業委託先の特定目的会社(SPC)の前社長でもある西名弘明副社長と面談。副社長は「SPCの経費削減は難しい」「収支全体を見直す必要がある」と主張し、県市との協議を継続する意向を示した。終了後、尾崎知事は医療センターの経営改革プランを練り直す可能性に言及した。(池一宏) 

 西名副社長は、病院建設費など初期投資の償還のうち県・高知市病院企業団がSPCに支払う約百二十七億円(債権はオリックス信託銀行が保有)の地方債への借り換え要請には応じる姿勢。 

 知事、市長とも「県民市民の中核病院を継続して経営するという認識は副社長も同じ」と前向きな受け止め方だが、西名副社長は収支改善の具体策や借り換え条件(違約金など)には言及せず、平成二十年度末に資金ショートし二十一年度予算編成が危ぶまれる同センターの苦境が改善される見通しは立っていない。 

 オリックス側の意向で面談は非公開。尾崎知事ら出席者によると、西名副社長は「SPCの協力企業は経費削減が続く状況に疲れている」として同企業団が求めている六億円の材料費・委託費削減は「難しい」との考えをあらためて説明。 

 その上で「経費削減だけの部分的な議論では解決しない。近江八幡市(滋賀県)のPFI病院の契約解除もそういう問題があったのではないか」と述べ、収益増の取り組みやPFI契約の一部変更の必要性を示唆したが、具体策の提示はなかったという。