共立湊病院議会声明




『共立湊病院組合議会声明』 
           
平成21年12月25日 
            共立湊病院組合議会
           
1. 本日開催された共立湊病院組合議会臨時議会において、組合議会は「新病院事業の調査に関する決議」を提出しました。 

決議は、本年8月に指定管理者の指定を受けた医療法人社団聖勝会が、新病院開設に向けた準備中に何者かによる妨害と思われる行為を受け「指定管理者辞退届」が出されたことから、その真相を調査するためのものです。 

決議によって、本調査のために地方自治法第100条第1項の規定による調査権限を有し、5 人の委員で構成する新病院事業調査特別委員会を設置することといたしました。 

新病院の早期建設並びに地域医療の充実は、伊豆半島南部の下田・賀茂地域に暮らす住民にとって切実な願いであり、医療法人社団聖勝会の提案では、2次救急の充実、産婦人科設置の展望などが示され、地域の中核病院である本病院への期待に応えようとしておりました。 

組合議会では、今般の辞退届に対してその真相を究明し、地域住民に明らかにしていかなければ今後この地域の医療を守ることは出来ないと考え、本決議に至りました。 
今後は、設置された特別委員会において、徹底した調査を行いたいと考えております。 


2. 医療法人社団聖勝会の「辞退届」、プレスリリース用資料などに、一部の首長の発言が引用されておりましたが、その発言の多くは信憑性に欠けた一方的なものであると思われます。 

また、新病院事業は、国の公立病院改革ガイドラインに基づき法令や要綱に沿って適切に進められたものであり、不正など一切なかったことは議事録などで明白であります。 
併せて、組合の要請を受けて設置された各委員会委員の方々への名誉を傷つけるような発言がなされたことは、遺憾の極みであります。 

本書面をもって、共立湊病院改革推進委員会の長隆会長(元総務省公立病院改革懇談会座長、現行政刷新会議第2WG評価委員)、新病院指定管理者選定委員会の伊東紘一委員長(済世会常陸大宮病院院長、自治医科大学名誉教授)をはじめ、関係者の皆さんにこころよりお詫び申し上げますとともに、事実確認後の適切な対応が求められます。 


3. 今回の辞退届で指摘された発言の多くは、共立湊病院組合運営会議等でなされたものと推測されます。 
組合議会では、公開会議とするよう再三にわたり要求してまいりましたが、「公開では本音で話せない」などの理由により非公開のまま行われてきた経緯があります。 
会議規則を定め、組合構成市町の首長で組織された公の会議であるにもかかわらず、非公開で行われてきたこと、また、地方公営企業法に照らした同会議の位置づけ、権能についても精察する必要があると考えます。 

また、一部事務組合の運営のあり方として、公立病院改革ガイドラインが提起する地方独立行政法人化なども含めた抜本的な見直しや改革についても検証する必要があると考えております。 

4. 賀茂地域の地域医療の空白期間を作らないようにし、また『共立湊病院改革推進委員会』の答申に沿った新病院の開院に向け最大限努力していく必要がある。