和歌山県 串本町2病院を統合新病院 総事業費は50億7751万円 は 50%以上減額されるべきである



和歌山県 串本町2病院を統合新病院 
総事業費は50億7751万円 は 50%以上減額されるべきである 
150床で総事業費22億の 事例参考すべきである 
http://www10.ocn.ne.jp/~minatohp/data/puropo/youryou.pdf 


統合後の新病院 串本町議会が設計費否決  (紀伊民報2009・12・13) 
  
串本町が串本、古座川の2病院を統合して建設する新病院の設計委託費1億1000万円を盛り込んだ病院事業会計補正予算案が、29日に開かれた町議会で、賛成少数で否決された。 
反対の主な理由は、医師の確保ができていないこと。松原繁樹町長は「誠に残念。マスタープラン通り医師確保に努め、再度提案できるようにしたい」と話した。 

議長を除く議員16人による起立採決で、賛成は5人だった。 
反対討論で漆畑繁生議員(無)は「建つことに反対ではない。医師確保がある程度できていなくては、施設ができて医師がいないという状況になりえる。見切り発車は怖い」。 
村上修議員(無)も「医師を確保してから計画を進めるべきだ。完成が数カ月遅れたとしてもかまわない」と訴えた。 
賛成討論では和田良太議員(無)が「今の段階で医師を確保するのは無理だし、1年かけて十分に議論してきた」。水口崇議員(無)は「ここで計画がつまずくと医師を派遣してもらう病院との関係もつまずく」と主張した。 

 新病院は2010年5月、同町サンゴ台に開院。診療科は、串本、古座の両病院にある現診療科に新たに脳神経外科を加えた10科とし、常勤医師15人を予定している。総事業費は56億円。 
町によると、建設の指針となるマスタープランは今年3月までに仕上げ、4月にそのマスタープランを基に、串本病院に医師を派遣する近畿大学と、古座川病院に医師を派遣する県立医大に、新病院での医師派遣を要請する予定だった。 

 マスタープラン案は、昨年の町議会12月定例会で町から提案された。その案を議会が1月から病院対策特別委員会を設置して審議。審議内容を基に町が修正を加え、6月定例会(20日)で可決された。 
マスタープラン案の可決を受け、町は定例会最終日の29日、追加で病院事業会計補正予算案を提案した。 

 町総務課は「マスタープランが出来上がったら、2病院に医師派遣の協力をお願いするつもりだった。7月中に会談を予定したい」と話している。現時点で計画より約2カ月遅れており、2病院と会談してすぐに予算を再度提案したとしても計約4カ月遅れるという。 


串本町 新病院を2年後開院へ 10科130床、総事業費50億円=和歌山 
2009.12.12読売新聞   
  
串本町は、同町サンゴ台で建設を進めている新しい町立病院の概要を明らかにした。 
来年2月末に着工し、2011年12月の開院を目指す。新宮医療圏の中核病院として、二次医療や災害時には地域の拠点病院の役割も担う。総事業費は50億7751万円。 

 古座町との合併で、公立病院が2か所になり、いずれも津波などの被害が心配されることから、統合して新たに建設することを決めた。05年度から基本計画作りを進めたが、協議の長期化などで、当初予定していた10年5月の開院からずれ込んだ。 

 鉄筋4階建て、延べ9917平方メートル。1階は外来診療、放射線、リハビリ部門、2階は手術室など。3階が一般病棟、4階は療養病棟。病床数は130(一般90、療養40)。 

 診療科は10科で、常勤は内科(医師5人)、外科(同3人)、整形外科(同3人)、産婦人科(同1人)。非常勤は小児科、眼科、耳鼻咽喉(いんこう)科、泌尿器科、皮膚科、脳神経外科。いずれも医師は近畿大医学部から派遣される予定。 
駐車場は108台分あり、隣接地に防災ヘリやドクターヘリが離着陸できるヘリポートも整備する。 


指針の素案まとまる 串本町新病院計画( 紀伊民報2009年12月13日) 
  
 串本、古座川の2病院を統合し新病院を建設するマスタープランの素案がまとまった。基本構想や診療体制などを示す内容で、串本町総務課プロジェクト推進室が12日、町病院問題検討委員会に説明した。検討委は内容を協議し、早ければ19日にも松原繁樹町長に答申する。 
素案は、町から委託を受けたコンサルタント会社が、昨年10月から10回の会合を開いて協議した検討委の内容も含めてまとめた。 
素案によると、基本構想では救急医療体制の整備やがん医療の充実などを挙げる。診療科は新設の脳神経外科を含む10科で、そのうち小児科は、基本的に現在の機能を最低限に確保、産科は少なくとも現状より充実させる。ベッド数は一般100床、療養40床の計140床。薬剤処方は院内で、患者の希望によって院外処方せんを発行する。 
部門別の計画では、地域の医療機関との連携、職員の意識統一、ヘリポート設置による設備充実などを図る。 
情報管理では、オーダリングシステムの導入を検討し、将来的には電子カルテシステムの移行が可能な機能を備えたシステムを目指す。 
建設候補地は同町サンゴ台と上野山の2カ所を挙げている。 
現在の串本病院は近畿大学から、古座川病院は県立医大から医師の派遣を受けており、統合後も2大学に依頼することから、課題として、組織の整備や両病院間の交流、薬品の統一などを挙げている。移転後の両病院の跡地利用についても課題にしている。 

 12日の会合では、委員から、医師の確保などソフト面の充実を心配する声が多く上がった。町は「医師の確保が最大の課題。協力してもらえるよう、大学病院に要望したい」と答えた。2病院が統合するまでに、人事交流することを求める意見もあった。 
建設候補地が2カ所挙がっていることに対し「検討委ではサンゴ台で意見集約されている。案はサンゴ台だけにすればよいのでは」という意見があった。財政的に運営が厳しいことを心配する声もあった。 

 検討委は19日にも会合を開き、引き続き内容を協議。早ければ同日の会合で答申する。 
町は答申を受けてから町議会に提案。年明けには、近畿大学と県立医科大学に計画を説明する予定。