地域医療再生基金と 公立病院改革との整合性



地域医療再生基金と 公立病院改革との整合性 

公立病院改革ガイドラインは 地域医療の崩壊を防ぐこと 医療の質を高めることを 究極の目的としている 
再生基金が 箱物投資に向けられようならば  医師確保に有益であることが 市民に合理的に説明できるものでなければならない 
特に医師供給元である 医大から 再生計画への支持と協力が具体的に表明されていなければならないのは当然である 
国の有識者会議での審査のポイントとなるであろう 
今のところ なるほど採択されると思われる提案は皆無である 
21年6月日 厚生労働省医政局長通知 抜粋 
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地域医療再生計画の作成に当たっては、必要に応じて都道府県医療計画を見直すな 
ど、都道府県医療計画その他都道府県が定める関係計画の内容と調和が保たれるようにする。 
また、公立病院改革プラン及び各都道府県において策定された「再編・ネットワーク化に関する計画・構想等」(「公立病院改革ガイドラインについて 
(通知)」(平成19年12月24日総財経第134号総務省自治財政局長通通知)を踏まえて作成されるものをいう。)との整合性について留意する。・・・・ 


2009タイムリーリポート 計画変更など広がる波紋 舞鶴・4病院の再編協議 「共済」が脱退表明 
2009.10.14 京都新聞  
  

 舞鶴市が進める公的4病院の再編協議から、舞鶴共済病院が脱退を表明した。残る3病院による協議の加速が期待される一方、東地区に設置する予定の基幹病院の規模縮小など計画の修正を余儀なくされ、波紋を広げている。(舞鶴支局 高橋道長) 

「基幹」の規模縮小 

3病院で続行に期待 

 「再編案に賛同することはできない」。先月28日に開かれた舞鶴市公的病院再編推進委員会で、舞鶴共済病院の多々見良三院長が伝えると、同席した委員たちに動揺が走った。 

 設置母体が違う4病院を、新たな運営組織の下で2病院に再編するという「全国に例のない困難な事業」(舞鶴市医療政策室)が、ほころびを見せた瞬間だった。 

 共済病院の設置母体「国家公務員共済組合連合会」は昨年から再編方針に難色を示していた。理由は▽出資には法改正が求められる▽同一診療科に異なる大学医局が混在すると医師間のあつれきが生じる▽病院職員の雇用問題が危ぶまれる-など4点だった。 

 委員会座長の浅井孝司副市長は「舞鶴医療センターと舞鶴赤十字病院は各設立母体から再編に前向きな返答をもらっている」とし、今後も市民病院を含めた3病院で再編協議を進めることを強調する。 

 共済病院の脱退に伴い、当初の計画案は変更を余儀なくされた。市が今月6日の再編委員会で示した修正案は、これまで東地区に500~600床規模で設けるとしていた基幹病院を、400床に縮小した。 

 市議や再編委員からは「規模を縮小しても医師が集まるのか」「西地区に基幹病院を置く方がバランスがとれるのではないか」と、戸惑いの声が上がっている。 

 市医療政策室は「急性期医療に注力して病床の回転がよくなれば、400床に縮小しても運営していける」とする。 

 修正案は6日の委員会で合意された。舞鶴医療センター、舞鶴赤十字病院、舞鶴市民病院と再編に前向きな3病院に収束され、手続きや協議は具体的な段階に入った。 

 財源面では、国の「地域医療再生基金」の交付金の受け皿として、中丹医療圏の再生計画をまとめる京都府に、市は修正した再編計画を提出した。 

 だが、共済病院の脱退であらためて浮き彫りになったように、新たな病院の運営形態をどうするのか、医師をどう確保するのか…課題は山積している。地域の安定した医療を守るための協議は正念場を迎える。