医療政策に影響与える民主党国会議員は?



医療政策に影響与える民主党国会議員は? 
熊田梨恵 (ロハスメディア2009年9月 2日) 
 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、今後民主党が進める医療政策に影響を与える国会議員として、直嶋正行政調会長、足立信也政調副会長、鈴木議員、藤村修ネクスト厚生労働大臣、仙谷由人医療再建議員懇談会会長、古川元久同懇談会幹事長の名前を挙げた。(熊田梨恵) 
今後の民主党の医療政策に関してロハスメディアの取材に答えた。「形式的には」と直島議員、鈴木議員、足立議員、藤村議員を挙げ、「実質的には」と仙谷議員、古川議員を示した。 



日医・唐澤会長は自己批判と反省を-民主党・仙谷由人衆院議員 
熊田梨恵 (ロハスメディァ2009年9月 3日)  
  
民主党の仙谷由人衆院議員(医療再建議員懇談会会長)は3日、「唐澤(祥人日本医師会会長)さんの自己批判というか反省がないと、我々もまともな話ができない」と、医療よりも利権拡大に寄ってきた従来の医師会の体質を改めるべきと求めた。(熊田梨恵) 

 今回の衆院選について、ロハスメディアの取材に答えた。「厚労省の言う通りにべちゃっとひっついてて、自民党にお金を出して選挙していればいいとか、そんな話ではないということが(医師会は)まだ分かっていない。自民党に渡すお金を減らして、民主党に持っていけばどうにかなるのではないかという程度の話。情けない」と、医師会の体質が基本的に変わっていないと苦言を呈した。 

 医師会は医療について考える視点が欠けているとして、「日本の医療や患者の医療のためにどうすべきなのか。『我々開業医もどうすべきか』という視点から政策議論をしながら、『これを我々は受け持つけども、そうするにはこれぐらいの診療報酬は必要です』とか、『ベッドをここは削るけども、ここは増やしてもらわないと今の社会情勢ではうまくいきません』とか。そういうお付き合いの仕方というのか、関係性の作り直しを考えてもらわないといけない」と述べた。 

 読売新聞の報道によると、日医の政治団体「日本医師連盟」は、政権交代に伴い今後は民主党にも理解を求めていくとして、献金も含めて活動のあり方を見直していくとの方針を示している。

日医は民主のマニフェストを読むべき―民主党・鈴木寛参院議員 
熊田梨恵 (ロハスメディア2009年9月 3日 ) 
 民主党の鈴木寛政調副会長は3日、日本医師会の政治団体「日本医師連盟」が政治献金の配分を見直すと報道されていることについて、「民主党は『企業献金を廃止する』とマニフェストでうたわせて頂いているので、それを読んで頂きたい」と述べた。(熊田梨恵) 

 読売新聞の報道によると、日医の政治団体「日本医師連盟」は、政権交代に伴い今後は民主党にも理解を求めていくとして、献金も含めて活動のあり方を見直していくとの方針を示している。


ナショナルセンターに医療経営の専門家を-民主党・仙谷由人衆院議員 
熊田梨恵 (ロハスメディア2009年9月 2日) 衆院議員(医療再建議員懇談会会長、がん治療の前進をめざす議員懇談会会長)は2日、「ナショナルセンターに経営学や経営術、そして医療が分かる人が必要」との見方を示し、国立病院に経営の専門家を投入することが必要との見方を示した。(熊田梨恵) 

 民主党の今後の医療政策についてロハスメディアの取材に答えた。 
ナショナルセンターの財務体質について、「減価償却も未来投資もないような貸借対照表でやっているのはおかしい。そんな状態で中期的にもプロフェッショナルとしての医師や看護師がどう育ち、どう継続していってくれるのか。そこから考えてもすぐ分かるようなでたらめな事が行われていた」と述べ、医療と経営の両方の観点を持つ専門家の配置や、企業会計制度の導入が必要と強調。 
「ナショナルセンターを見ていると、運営局が事務官僚としての既得権を守るために、モラルハザードを起こしているように見える。それに手を突っ込める病院経営者と組んでやっていく」と述べた。 

 亀田総合病院(千葉県鴨川市)の亀田信介院長や国立がんセンター中央病院(東京都中央区)の土屋了介院長を引き合いに、「病院ガバナンスを実践している方もいる。 
ビジネスモデルを色々照らし合わせてモデルを提示し、医療と経営ができる人を育てていくことが必要。分かっている人には指導を任せていくこと」と述べた。医療経営の専門家のコーディネートが必要としたが、「権益を守るために医系技官が邪魔をしている」と述べた。 


医師会は自民の医療費抑制政策の総括を-民主党・鈴木寛参院議員
熊田梨恵 (ロハスメディア2009年9月 4日) 
 民主党の鈴木寛政調副会長は、各医師会が医療費抑制政策など自民党の医療政策について意見を表明しない限り「自民党支持」と判断するとして、今後のスタンスを明確にするよう要望した。(熊田梨恵) 

今後の民主党の医療政策に関するロハスメディアの取材に答えた。民主党がどの党よりも強く"医療崩壊"を脱するために医療費増額などの資源投入を求めてきたとした上で、「マニフェスト評価の中でも、各県医師会に対して民主党を支持をされないということを明確に仰ってきたが、それがなぜなのかという理由がまだ分からない」と、日医の姿勢を批判。「茨城県や兵庫県の医師会は、意思を表明して反論しているので、我々と意思を共有していると思っている。反論していない都道府県郡市医師会は、医療費削減に対して形式的に支持している格好。そこについての方針を明らかにしていただかないと、我々と基本的な政策は異なっていると考えざるを得ない」と述べ、各医師会に総括を行うよう求めた。 


"自民党員"と参院選マニフェストは作らない―民主党・鈴木寛参院議員が日医を批判 
熊田梨恵 (ロハすメディア2009年9月 4日 ) 
  
民主党の鈴木寛政調副会長は3日、日本医師会(唐澤祥人会長)が政権与党になる民主党に対し、政策提言するなど協議の場を持っていくとの姿勢を示したことに対し、「医療費2200億円を引き下げると言っていて、医療費を削減し続けてきた自由民主党の"党員"の方々と(次期参院選の)マニフェストを作るのは政党人としてあり得ない」との見解を示した。(熊田梨恵) 

 日本医師会は2日に開いた記者会見で、今回の政権交代について「新たに発足する政権与党に対し、国民が安心して健康な生活を送れるよう、充実した医療提供体制の確立を目指し、今後一層強力な政策提言を行ってまいる所存であります」との見解を示している。 

 鈴木議員は、医師会がこれまで自民党を支持し続けてきたことについての総括を行っておらず、民主党の政策に対するスタンスも明確でないとした上で、「民主党員になってくれと言うつもりは全くない。医療現場で頑張っているすべての皆さんと協力していくつもりだが、医療費削減をずっと言ってきた自民党の方々と、民主党のマニフェストを一緒に作っていくことはあり得ない」と批判した。 
  
 今後は都道府県や郡市医師会の個々の活動に期待するとして、「賢明な都道府県郡市医師会では非常に活発なご意見がなされていると信じている。そういう方々が議論を経て『これまでの医療政策形成のあり方について改善しろ』という動きが、この選挙を機に各地で起こっていくものと信じている」と述べた。