道立病院を紋別市に移管する条件は基本的に誤っている。・・・



道立病院を紋別市に移管する条件は基本的に誤っている。 
(北海道庁 道立静内病院の静内町移管(平成6年)の失敗の反省がない) 
移管後8年間赤字補填の条件では 真面目に公立病院が経営される筈がない。赤字補填が約束されて努力するはずがない。道立のまま独立行政法人か指定管理者制度にすべきであり道の経営責任を放棄すべきではない。 
前例の静内は移管に際し豪華病院を新築し 赤字補填を続けて改革意欲零で結果的に存続困難にまで追い込まれた。民間病院が住民に信頼されており 再編・ネットワークもままならず 新冠・三石との統合・大幅なダウンサイジング等を6年前に助言したが耳を貸さなかった 
最悪な結果を迎えた・・・・・・・・ 
(平成16 年2 月24 ・25 日に、 3病院 北海道三石町国保病院、新冠町国保病院、静内町立病院を総務省アドバイザー事業で訪問した) 

(先例) 
平成06年  
 北海道立静内病院が静内町に移管される 
平成08年  静内町立静内病院完成 

(改革の遅さに驚く・・) 
 北海道新冠町新冠国保病院 
連携構想(道策定)に基づき、平成21年5月より55床→18床 
(▲37床)の有床診療所に転換。 
 北海道新ひだか町新ひだか町立静内病院 
連携構想(道策定)に基づき、静内病院は病床数及び診療科目の見直し、平成23年度に病床を削減。(80床→58床程度) 

  

紋別病院移管*協議の難航は必至*市長、道の回答に憤り 
2009.08.26 北海道新聞        

 【紋別】道立紋別病院の移管問題で、市は25日の市議会特別委で道との協議内容を報告した。赤字補てんや施設整備の移管条件で道と地元の考えに大きな隔たりが浮き彫りになった。宮川良一市長は「早期に地域医療を再生したい」と来年4月の移管予定を強調するが、協議の難航は必至だ。 

 「地域の医療を道が真剣に考えているのか疑問だ」。宮川市長は特別委で道の回答に対して憤りをあらわにした。道が移管後の病床数を100床程度とし、医療機能を縮小させようとしていることに猛反発した形だった。 

 市と近隣4町村は4月下旬、道立病院がこれまで担ってきた2次医療、2次救急機能を確保するために道に移管を提案。道が11日に示した回答は期待に応えるものではなく、再要望書では、160床の病床数や、循環器科や整形外科の複数の常勤医確保、新築工事費の全額補助などを求めた。

 移管協議の難航について市は、「来年4月の移管は難しい」というのが道の見解であることを説明。市議からは「道が地域医療を放棄していると言わざるをえない」「市民総出でむしろ旗を立ててでも、道に決断を迫ることが必要」などと道の対応への批判が相次いだ。 

(竹中達哉) 

     ■地元の移管条件■           ■道の回答■ 

《1》道が160床規模の新病院を建設     約100床の病院建設を支援する 

《2》赤字を10年間道が補てんする      8年間にとどめる 

《3》2次救急体制を敷ける常勤医を確保    めどが立たない 

《4》遠紋2次保健医療福祉圏の中核機関にする 他病院との役割分担を考える 

《5》診療科目は現行の18科を維持      回答なし 

《6》移管時は現病院の220床を維持     100床に減らす 

《7》看護師、事務職員確保に向けた支援    他病院からの人事異動を検討 

《8》高度医療機器などの整備         新病院建設費の中で対応する 

《9》道立紋別病院の全財産を無償譲渡     基本的に応じる 


(以下医療経営財務協会ホームページ 再掲) 
【平成16 年2 月24 ・25 日に、 3病院を視察しました。】 
北海道三石町国保病院、新冠町国保病院、静内町立病院総務省アドバイザー事業で訪問した、 北海道 新冠町立病院 ピンチ』(長  隆) 
  
 中核の静内町立病院へ 統合し 三石・新冠はサテライト診療所が適当と助言しました。 
静内には 徳洲会病院が 頑張っており 3病院が結束して実質一体経営・かつ公設民営で医師に魅力ある病院とすることを助言しました。 
しかし 私の講評を、3町民に公表して理解を得るべきだと 当時の静内町長に要請しましたが、 マスコミの傍聴を拒否されました。 
3病院は 当時から急性期病院としての役割は終わっていました。改革先送りし 赤字垂れ流しの結果は 医師の総崩れで 終末を迎えることになりかねません 
幸い 静内は道立病院を引き受け箱は立派ですから、夕張・穂別の再生を見習って大幅なダウンサイジングで生き残りすることで 町民の不安を解消していただきたいと思います 



<医療が危ない>新冠国保病院 不在1カ月*外科医の後任探し難航*町、派遣会社へ依頼 確保に躍起 
2007.04.19 北海道新聞     

 【新冠】三月に外科医一人が退職した新冠町国保病院は外科医が不在のまま一カ月たつが、後任者探しが難航している。道地域医療振興財団(札幌)に医師派遣を要請中だが、めどが立たず、町は民間派遣会社によるあっせんや雑誌への広告など、医師の確保に躍起になっている。 

 六年間務めた井斎偉矢(いさいひでや)医師(56)が三月十六日を最後に診察を終了。同病院の医師は、岡野重幸院長(53)=内科=と、石橋文利内科医長(63)の二人だけとなった。 
 その結果、これまで一日平均四十人の患者が訪れていた外科外来は休診。北大医学部から月二回外科医師を一人派遣してもらっているが、それ以外の日は、二人の医師が簡単な治療だけ対応している。 
 外科治療が十分にできないだけでなく、常勤医師が二人しかいないため夜間当直を回すのもきつい状況だ。 
 町は道地域医療振興財団への要請のほか、成功報酬を条件に派遣会社へ医師探しを依頼し、北大医学部にも協力を呼びかけているが、「全道的な医師不足を受けて、八方ふさがりの状態」(町関係者)という。 
 小竹国昭町長は「医師三人体制をいち早く確立し、町内で治療が受けられる医療環境にしたい」と話している。(長谷川紳二)