市立根室病院の建て替え具体的議論の始まりを歓迎!!! 国のスケジュールに無理はない。 民間なら今から2年以内に、十分竣工可能である。

市立根室病院の建て替え具体的議論の始まりを歓迎!!! 国のスケジュールに無理はない。 
民間なら今から2年以内に、十分竣工可能である。 
公でも 共立湊病院は 基本設計が始まっていないが、23年3月竣工予定である。 
  ・・・療施設耐震化臨時特例交付金の道への申請期限が8月3日 着工も09年度中にする必要があり、ある委員は「そもそも、交付に向けた国のスケジュールに無理がある」とぼやく・・・・??? 
  

建て替計画の課題続々*市議会特別委*30日了承の方向2009.07.28 北海道新聞        

 【根室】市立根室病院の建て替えをめぐる論議が、市議会市立根室病院建設等に関する特別委員会で続いている。本格的な論議は8月30日投開票の市議選後の新たな議会に委ねられるが、これまでの論議で施設内容や財源など、いくつかの論点、課題が浮かび上がってきた。(幸坂浩) 

*療養病床ゼロに異論 

 市が6月に公表した基本計画によると、新病院の建設地は有磯町の現病院隣接地。病床を現行の199床から150床に減らすものの、感染症病床や人工透析室など各種機能を拡充するため、延べ床面積は1・2倍の1万3200平方メートルになる。 

 特別委では、寝たきりの高齢者らを受け入れる療養病床の設置が計画に盛り込まれていないことに異論が出た。市内には療養病床が一つもないためだが、病院事務局は国が療養病床を減らす方針のため、新設は難しいと説明。市内の介護施設などとの「連携を深めていく」と答えたが、具体策はこれからだ。 

*ハードル高い交付金 

 建て替えの総事業費は59億2800万円(概算)で、現段階では総額の96%を起債(借金)で賄い、残りは一般財源や市民からの寄付金などで賄う計画だ。 

 焦点は国の交付金をいかに得るか。交付金が増えれば、それだけ起債額を圧縮できる。 

 市が最も重視するのは、最大11億5千万円程度が交付される国の医療施設耐震化臨時特例交付金。ただ、申請団体が多ければ、全額交付されない可能性があり、9月に交付が決まるまで予断を許さない。 

 また、市は根室管内など医療圏単位で交付を受ける国の地域医療再生臨時特例交付金にも注目している。ハード事業で認定されれば100億円、ソフト事業では30億円が医療圏に交付されるが、認定は道内で1、2件にとどまる見込みで、ハードルは高い。交付が内示されるのは11月とみられる。 

*収支見通しこれから 

 建て替え後の収支見通しも、明らかになっていない。病院の収入は医師数や看護師数に大きく左右されることに加え、一般会計から今後、病院事業会計にどれだけ繰り入れ可能かの判断は、10月にも策定される市財政収支計画を待たなければならないためだ。 

 特別委では、複数の委員が早く収支見通しを示すよう繰り返し求めており、ある委員は「事情は分かるが、これでは議論しづらい」と話す。 

*スケジュールに無理 

 特別委は30日の次回委員会で基本計画を了承する方向だが、委員の中には「拙速な論議は将来に禍根を残しかねない」との意見もある。 

 市と特別委が論議を急ぐのは、医療施設耐震化臨時特例交付金の道への申請期限が8月3日になっているためだ。着工も09年度中にする必要があり、ある委員は「そもそも、交付に向けた国のスケジュールに無理がある」とぼやく。 

 病院事務局は特別委の基本計画了承後、基本設計の準備に着手し、設計費用を盛り込んだ本年度補正予算案を10月にも、改選後の市議会に提出する予定。基本設計には7、8カ月かかるものの、事務局は特別委に設計の中間報告をする予定。その段階で事業費などの本格論議が始まりそうだ。 

*市立病院建て替え基本計画の概要 

病床数      150床(-49床) 

 うち感染症病床 4床(+4床) 

延べ床面積    13200平方メートル(+2300平方メートル) 

 1床当たり面積 6.4平方メートル以上(+2.1平方メートル) 

 廊下幅     1.8ミリ以上(+0.6ミリ) 

個室数      43室(+42室) 

人工透析室    30床(+10床) 

主な新設機能   医療相談室 

         訪問看護支援室 

         地域医療連携室 

         コインランドリー 

         外来レストラン 

 ※( )内は現状比