独シーメンス社長、日本でのヘルスケアー事業強化を経営目標に掲げる。 「08年9月期は日本の事業は二ケタ成長した。ヘルスケア部門は有望で、(電子カルテで先駆的な)亀田医療情報研究所と組んだ医療ITソリューションを拡大する。


独シーメンス社長、日本でのヘルスケアー事業強化を経営目標に掲げる。 
08年9月期は日本の事業は二ケタ成長した。ヘルスケア部門は有望で、(電子カルテで先駆的な)亀田医療情報研究所と組んだ医療ITソリューションを拡大する
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2009/1/17, 日本経済新聞(フランクフルト=後藤未知夫記者)  

 世界景気が急減速し、日米欧のグローバル企業の経営を揺さぶっている。独総合電機シーメンスも2009年9月期は厳しい経営を強いられている。就任2年目のぺーター・レッシャー社長に逆風下のかじ取りを聞いた。 

 
――米国だけでなく中国など新興国経済も減速している。 

 「今年も世界的な景気後退は続きシーメンスも影響を受けるのは否定しない。だが最大の海外市場である米国ではオバマ次期大統領が時宜を得た経済対策を打ち出すだろう。中国は成長が鈍化しても高速鉄道などあらゆる事業で重要な市場だ」 

 
――どう収益を伸ばすのか。 

 「1年前に事業分野を産業、エネルギー、ヘルスケアの3部門に集約した。長期的な成長分野に集中する。いずれも世界でトップを目指す」 
 「約160年前の創業を支えた通信機器から撤退、半導体もなくなったが、ITとバイオを融合した生体外診断システムで世界首位だ」 


 ――風力発電など環境事業に注力している。 

 「二酸化炭素の排出量削減は世界共通の課題。11年に環境関連の売上高を3割増の250億ユーロ(約3兆円)に引き上げる。風力は6年前の小さな買収を機に急成長した。次世代の太陽電池にも関心がある。厳しい時期でも買収したい企業からは目を離さない」 

 ――日本での事業強化も経営目標に掲げる。 

 「08年9月期は日本の事業は二ケタ成長した。ヘルスケア部門は有望で、(電子カルテで先駆的な)亀田医療情報研究所と組んだ医療ITソリューションを拡大する。地球温暖化対策で注目される直流給電システムなどエネルギー、産業部門も成長が期待できる。提携先を広げる考えもある」 

 
――富士通と欧州のコンピューター合弁を解消することで合意した。 

 「富士通との合弁はこれ以上グローバルには展開できず、世界シェアの上位にも入っていない。競争力を失ったと判断した。消費者に近く、動きがめまぐるしい分野はもはやシーメンスの強みではない」 



以下(シーメンス亀田医療情報システム)HPより 

Home Product&Solutions 総合医療情報システムKai 統合医療情報システムKaiとは 総合医療情報システムKai 
統合医療情報システムKaiとは 

シーメンス亀田医療情報システムは1995年に第一世代電子カルテシステムを開発し、亀田メディカルセンターで世界に先駆けて本格運用を開始しました。 
現在の統合医療情報システムKaiは第二世代電子カルテシステムとして、1999年春にナビゲーション・ケアマップ、電子カルテ、オーダリングシステムを基幹とするすべての情報が統合的に電子化された新しいシステムとして開発したもので、亀田メディカルセンターで病棟も含め全面稼動させました。 

この統合医療情報システムKaiは、情報の共有化を最大限に活用するナビゲーション・ケアマップの機能を核とし、患者様を中心とした診療計画の作成、チーム医療の実践、そして実績データ管理などを総合的に支援し、レスペーパーを推進するものです。 

■統合医療情報システムKaiのコンセプト 

高品質な患者サービスの実現 
情報化による業務効率の向上 
医療情報や情報技術、社会制度の変化に対する迅速な対応 
地域医療への貢献 

■統合医療情報システムKaiの概要 
  
ナビゲーションケアマップ、電子カルテシステム、オーダリングシステム、患者看護システムが診療情報データベースを共有し、診療に携わる全てのスタッフの間で診療情報の即時共有化が図れます。 
これにより、医師、看護スタッフのみならず、コメディカルスタッフにいたるまで、情報共有を前提にしたより良いケアを提供でき、医療の質の向上が期待されます。 
また、統合的な医療情報システムによる情報連携で業務の効率化を実現し、患者様へのサービスが向上します。 
統合医療情報システムKaiを活用いただくことにより、患者様中心のよりよい医療をご提供いただけるものと考えます。