千葉県東金市・九十九里町「地域医療センター」の経営形態は、非公務員型地方独立行政法人。新設病院としては全国初。施設は県と2市町が整える



千葉県東金市・九十九里町「地域医療センター」の経営形態は、非公務員型地方独立行政法人。新設病院としては全国初。施設は県と2市町が整える 


地域医療センター構想:経営形態など了承--東金市、九十九里町 /千葉 
2009.07.14 毎日新聞  
  
 東金市と九十九里町が計画する「地域医療センター」の検討協議会が13日東金市役所で開かれ、医療、経営両分野で中間報告があった。センターの経営形態は、新設病院としては全国初となる「公営企業型一般地方独立行政法人」とすることを了承。施設は県と2市町が整え、経営は独立行政法人が担う。 

 また、センターの役割を救命救急を軸とする「山武長生夷隅医療圏」の中核病院と位置付け、22の診療科目に対応して56人の常勤医を置くことも明らかにした。病床数は、認可された314床のうち294を一般、20を救命救急(うち10床は集中治療病床)とする。開院は2013年を想定しているが段階的な開院を目指し、フルオープンまでの期間を当初の5年以内から3年以内に変更することも了承した。【吉村建二】 


常勤医56人、千葉大が確保へ 東金・九十九里の地域医療センター=千葉 
2009.07.14読売新聞   
  

 東金市と九十九里町は13日、2013年度の開設を目指す地域医療センターの第3回検討協議会(会長=平沢博之・千葉大名誉教授)を開き、22の診療科に配置する常勤医師を計56人とし、原則として千葉大の医局に確保してもらうことを決めた。千葉大はセンターの医師確保で大きな責任を負う形となる。 

 平沢会長は会合で「千葉大医学部の教授会で、医師確保について『最大限努力する』と約束してもらっている。それを心の支えにしている」と語った。 



千葉県東金市、九十九里町/地域医療センター建設/年内に開設許可申請 
2009.07.14 日刊建設工業新聞  
  

 千葉県東金市と九十九里町の「1市1町地域医療センター検討協議会」(会長・平澤博之千葉大学名誉教授)の第3回会合が13日、東金市役所で開かれ、市側が地域医療センター建設計画の中間報告を行った。 

 中間報告によると、基本的な医療機能は、診療科目が内科、整形外科など22診療科目で、医師数は56人を見込む。救命救急センターを併設し、病床数314床のうち、一般病床に294床、救命救急センターに20床(うち10床はICU)を充てる。また、がんや脳卒中などに対応する政策医療を行う。 

 経営形態は、公営企業型一般地方独立行政法人(非公務員型)とする考え。地方公共団体が設立する地方独立行政法人の長に、広範な権限行使を認めることにより、経営の自主性や経営責任の明確化が図れるとして、この形態を採用。公共ルールに拘束されないことから、民間に準拠した発注契約が行えるため、建設費の抑制が期待できるほか、経営に与える影響を考慮した発注が可能になるという。 

 中間報告については、検討協議会から了承が得られた。市側は今後のスケジュールも公表。9月末~10月上旬に最終計画案を策定し、両市町の9月議会後に開く両市町議会全員協議会での承認を経て、12月末までに両市町が県に病院開設許可申請を行う。開設許可後、地方独立行政法人設立許可申請を県に行い、許可後、10年の早い時期に同法人を設立したい考えだ。 

 計画では、1市1町地域医療センターの建設場所は東金市丘山台3丁目6番1、2(敷地面積6万0404平方メートル)。モデル案によると、病院の延べ床面積は2万3550平方メートル。付属施設として医師宿舎、看護師宿舎、初期研修医宿舎を整備。院内保育所も設ける。13年4月に部分開設し、開設後3年以内のフルオープンを予定している。