胃がんの名医と言われているドクター 大阪・・・ 全国有名病院・おすすめ病院NAVI より抜粋



全国有名病院・おすすめ病院NAVI より抜粋 

胃がんの名医と言われているドクター 大阪 
泉大津市立病院 院長永井祐吾先生  
  
新規の患者数が1年間で約11万人と、日本人に一番多い胃がん。男女とも60代が一番多く、次いで50代、70代、40代の順で、2対1の割合で男性に多いと言われています。 
胃がんの患者数は増えているのに、その死亡者数は減っていますが、これには早期発見・早期治療が大きく貢献しているようです。 
 胃がんの治療法には、大別して①開腹手術②内視鏡治療③抗がん剤治療の3つがありますが、多くの場合、手術が胃がん治療の第一の選択肢とされているようです。 
 ある有名な医師は「胃がん治療の本当の実力は、手術数の多さと在院死率で決まります」と言っていまので、重要になるのは病院の総合力と名医の腕であると言えます。 
 内視鏡手術、外科手術、化学療法の各チームが揃っていて、連携が取れている施設が良いといわれています。 
※内視鏡治療、腹腔鏡下手術など、それぞれ専門がありますので、ご注意ください。 
  
  
『e-doctor plus』 
http://www.linkstaff.co.jp/drplus/ 


泉大津市立病院 院長 永井祐吾先生の紹介 

「泉大津市立病院における腹腔鏡下外科手術の導入効果」 

<講演内容より抜粋> 
消化器疾患の内視鏡手術は大きく、口や肛門から挿入して小さな癌を切除したり止血したりする内視鏡的治療と、直接腹腔や胸腔内にトロカーという鞘を刺入してテレビモニターを見ながら、特殊な鉗子で手術操作を行う、内視鏡(腹腔鏡)下外科手術に分けられます。現在、胃癌や大腸癌に対する内視鏡治療はEMRやESDという方法で、粘膜にとどまる2cm程度の比較的分化度の高い(おとなしい)癌に限られます。一方、腹腔鏡下外科手術では、内視鏡的治療では直せないやや深い癌やリンパ節転移が否定できないような癌が適応となります。胃癌は原則として早期癌(T1)に限って内視鏡手術を行っていますが、状況に応じては進行癌(T2)にも適応を広げています。通常は4cmのキズから胃を取り出して、再建を行います。大腸癌の頻度は胃癌と同じくらいに増えていますが、こちらは大部分の進行癌まで適応拡大しています。 
キズが小さいだけではなく、術後の痛みが少なく、回復も早く、手術翌日より歩行を開始し、術後10日前後で退院可能です。 
また、食道癌の手術は頸部・胸部・腹部と3領域にまたがるもっとも大きな手術の一つですが、内視鏡手術を積極的に取り入れて、できるだけ低侵襲化を目指しています。転移性肝癌や原発性肝癌、あるいは膵臓の嚢胞性腫瘍の内視鏡下手術にも成功しています。 
胆嚢結石は開腹既往の有無に関わらず腹腔鏡下手術を第一選択とし、総胆管結石を合併していても内視鏡手術を行います。急性虫垂炎に関しては、むしろ炎症が強い方が腹腔鏡下手術の利点が生かされ、3つの刺しキズで手術が完了します。食道裂孔ヘルニアは胃を腹腔内に引き戻し固定し直す手術が鏡視下に安全に行え、患者様に喜んで頂いています。また、S状結腸過腸症で腸捻転や直腸脱あるいは自然気胸など胸部疾患の内視鏡手術にも成功しました。さらに婦人科、泌尿器科の医師との連携で卵巣腫瘍や副腎腫瘍などの摘出手術も内視鏡手術で行っています。5年間で現在保険収載となっている全ての手術を泉大津市立病院でこなすことができ、年間180件前後であった消化器・一般外科領域の全身麻酔下手術が平成20年度は400件を超えました。なかでも内視鏡外科手術の割合は全体の6割を占め、内視鏡手術を受けられた患者様のみならず、病院経営にも大きく貢献できたと自負しています。 


【永井祐吾先生のプロフィール】 
泉大津市立病院 院長 
和歌山県立医科大学 臨床教授 

1979年3月 和歌山県立医科大学 卒業 
1979年4月 和歌山県立医科大学附属病院診療医として研修開始 
1981年4月 和歌山県立医科大学無給助手として有田市立病院外科に勤務 
1984年4月 和歌山県立医科大学外科学(消化器)助手 
1987年10月「早期胃癌に対する内視鏡的マイクロ波凝固療法の局所根治性に関する研究」にて学位取得 
1989年   国立がんセンター中央病院内視鏡部にて研修 
1990年4月 和歌山県立医科大学外科学(消化器)講師 
1999年6月 和歌山県立医科大学中央内視鏡部助教授 
2002年7月 総合病院国保旭中央病院内視鏡外科部長 
2004年7月 泉大津市立病院 外科内視鏡外科、副院長・内視鏡センター長 
2004年12月 和歌山県立医科大学臨床教授 
2006年9月 泉大津市立病院総括副院長 
2009年4月 泉大津市立病院院長 

【加入学会・その他】 
日本消化器内視鏡学会指導医・学術評議員 
日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医 
日本内視鏡外科学会評議員・技術認定医(胃部門) 
日本肝胆膵外科学会評議員 
PDN(PEG Dr’s Network 理事) 
国際食道疾患会議会員 
国際胃癌学会会員 
SAGES active member 

【専門領域】 
胃・食道の外科 消化器内視鏡治療 内視鏡外科手術 Microwave surgery 

1993年、基礎実験で安全性を確認した後、「早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除リンパ節郭清術式」の臨床応用を我が国で最も早く開始。 自ら内視鏡で消化器癌を早期発見し、EMRから拡大手術まで、病巣の進展度に応じた手術術式を実践することをモットーとしている。2005年11月自ら執刀した内視鏡手術を27編に編集した「DVD版―私の消化器内視鏡手術」を出版。