民主党 政権公約 救急や産科、小児科など不採算分野を扱う病院で、地域医療への貢献度などを基準に政府が指定。不採算分野に限らず、診療報酬単価を「1点10円」から12円に引き上げる。



民主党 政権公約  
 救急や産科、小児科など不採算分野を扱う病院で、地域医療への貢献度などを基準に政府が指定。不採算分野に限らず、診療報酬単価を「1点10円」から12円に引き上げる。病院での外来医療や開業医については10円に据え置く        
     
  
 不採算担う病院、医療報酬2割増 民主公約 
2009.07.07朝日新聞  
  

 民主党は6日、衆院選マニフェスト(政権公約)の柱に位置づける医師不足対策で、小児科などの不採算分野を担う病院で入院患者をみる際の診療報酬を2割増とする方針を固めた。増額分は医療スタッフの増員にあてることが条件。政府は社会保障費抑制のため診療報酬を引き下げており、不満を抱える医療界にアピールする狙いもある。 

 支援対象となるのは救急や産科、小児科など不採算分野を扱う病院で、地域医療への貢献度などを基準に政府が指定。不採算分野に限らず、診療報酬単価を「1点10円」から12円に引き上げる。病院での外来医療や開業医については10円に据え置く。 

 診療報酬を増やす必要財源は約6千億円と見込み、税収で賄う。対象の病院に入院した患者が支払う医療費にしわ寄せが行くことを避けるため、患者の負担割合を3割から2・5割に引き下げる。 

 診療報酬は2年に1度改定され、次は10年4月。今年の衆院選で民主党が政権に就いた場合でも、次回改定での引き上げを目指し、対象病院を指定する基準の具体化を急ぐ。支援の必要度に応じて病院をランク分けし、「1点11円」への増額を選択肢に含めることも検討している。