共立湊病院を現在運営する社団法人「地域医療振興協会」(東京都)は指定管理者応募を辞退 ・・社団法人地域医療振興協会が経営を受託している多くの 公立病院指定管理者のなかで重要度トップ・象徴的存在である共立湊病院からの撤退は 大きな波紋を呼ぶであろう



 共立湊病院を現在運営する社団法人「地域医療振興協会」(東京都)は指定管理者応募を辞退 ・・社団法人地域医療振興協会が経営を受託している多くの 公立病院指定管理者のなかで重要度トップ・象徴的存在である共立湊病院からの撤退は 大きな波紋を呼ぶであろう。 

 予告どうり応募辞退となりましたが、 2医療法人が組合の示す条件を100%受け入れ、減価償却費を全額負担し、赤字補填不要としています。 
多額な国費投入を受けている、 自治医科大学と、公益法人である地域医療振興協会は「現在の地でこれ以上やるのでは、患者数減に歯止めはかけれぬ。あくまで主張するなら直営か他の団体にお願いしてくれ」という話を今までして来ました。 レゾンデートルraison d'être「存在理由」あるいは「存在意義」 
が問われる。 
自治医大の卒業生の過半数が、地域医療振興協会の運営に疑問を持ち社団法人へ加入していないとの情報もあながち嘘ではなさそうである。 


2医療法人が応募-共立湊病院の指定管理者 
2009.06.20 静岡新聞        

 賀茂地区1市5町でつくる一部事務組合「共立湊病院組合」(管理者・鈴木史鶴哉南伊豆町長)は19日、2011年4月に予定する新病院開設に向けて実施した指定管理者(病院運営団体)の公募に対し、医療法人2団体からの申請を受理したと発表した。 

一方、関係者によると、同病院を現在運営する社団法人「地域医療振興協会」(東京都)は応募を辞退したことが分かった。 

 指定管理者の公募に参加した2団体は、28日に開かれる選定委員会の審査によって1団体に絞られた後、病院組合議会での議決を受ける見通し。組合側は選定要件として 
(1)指定期間10年間 
(2)内、外、小児科の常勤医を計10人以上確保(3)整形外科の設置 
(3)減価償却費(建物改修費用)の全額支払い―などを挙げている。 

 同病院組合では現在使用する病棟の老朽化などに伴い、現在地の南伊豆町湊から旧県立下田南高跡地(下田市六丁目)に移転して新病院を建設する計画を進めている。病院組合では指定管理者のほか、新施設を設計・施工する建設業者も公募する予定。 



関連情報 共立湊病院運営協議会 

共立湊病院組合では、共立湊病院運営協議会設置要綱に基づき、以下により同運営協議会を開催したので概要を記載する。 

1.日 時 平成21年 1月26日(月曜日) 午後4時00分~午後4時35分 

2.会 場 共立湊病院組合会議室 

3.参加者 管理 者 南伊豆町長 鈴木史鶴哉 
副管理者 松崎町長 深 澤 進 
議会議長 伊 藤 英 雄 
議会副議長 山 田 厚 司 
組合議員 保坂 好 明 
地域医療振興協会理事長 吉 新 通 康 
共立湊病院病院長 小 田 和 弘 
地域医療進行協会事務局長富 樫 政 夫 

4.議 題 ・共立湊病院組合の新病院構想に向けた取組みについて 
〔会議は非公開:要綱での公開規定無し。このため議事録の記載はありません。〕 

5.概 要 「平成21年1月27日新聞各紙により報道された内容」 
・2年間運営継続。地域医療振興協会が合意。 
共立湊病院の運営は昨年2月、(社)地域医療振興協会側が08年度末に病院運営から撤退する意向を表明したため問題化した。 
再協議の結果、同協会は1年以内に「下田市への病院移転及び新築計画を含む新病院構想」を提示することを条件に、指定管理者として病院運営を受託した経緯がある。 
このため、共立湊病院組合では第3者機関である「共立湊病院改革推進委員会」でまとめた答申内容に基づき、新病院の移転計画及び新病院は公募による指定管理者の募集などの要旨を説明した。 

同協会では、病院組合側の新病院構想を評価し、指定管理者受託期限の平成23年3月までの協定期間履行について同意した。 


2008年2月17日 (日) 
湊病院問題 共立湊病院の小田和弘院長の2月7日に病院職員向けに配布した文書 抜粋 

職員の皆様へ 

本日平成20年2月7日付けの静岡新聞に「社団が共立湊病院より撤退」という記事が載りました。これは昨日の市町長との会談の際に吉新理事長が発言した内容を元にした記事ですが、補足が必要だと思います。 

「赤字の場合は補填を」と希望しました(H19年11月)。 
更に要請事項として 
①状況により休床や診療科目の縮小もご理解願いたい。 
②3年以内に新病院構想を明らかにしてほしい。 
③新病院建設地は、圏域利用者や救急転送等に利便性の高い地区(下田市内など)が望ましい。 
④前項の場合、現病院の縮小計画や後医療の確保、なぎさ園の運営には十分配慮する。 
を揚げています。 
また、理事長は「現在の地でこれ以上やるのでは、患者数減に歯止めはかけれぬ。あくまで主張するなら直営か他の団体にお願いしてくれ」という話を今までして来ました。 
そこで、理事長が「今の地ではできない。やらないのではなくできない」と発言し、「21年度から協会は撤退させて頂く考えで、3月にはマスコミにも公表する」と言ったのが今回の新聞報道となった訳です。 
2008年2月7日 共立湊病院長 小田 和弘