小樽市立病院 医者なら誰が見ても、市立病院の移転・新築先は量徳小。前々からの共通認識だ・・いまさらこんな意見が出るとは驚きである。正しい情報が隠蔽されてきた。 小樽の地域医療のあり方を考える「再編・ネットワーク化協議会」いつになったら議論の詳細を市民に公開するのだろうか?



小樽市立病院 
医者なら誰が見ても、市立病院の移転・新築先は量徳小。前々からの共通認識だ・・いまさらこんな意見が出るとは驚きである。正しい情報が隠蔽されてきた。 
小樽の地域医療のあり方を考える「再編・ネットワーク化協議会」いつになったら議論の詳細を市民に公開するのだろうか? 
病院経営を知らない市長・副市長が実権を離さず 
議会は沈黙・組合は反対、14万市民が選んだ市長・議員だから、小樽市の破綻のつけは小樽市民も甘受しなければならない。 
小田原評定ではなく 「小樽評定」で全国に知られることになろう。 



<緊急リポート小樽 市立病院移転の行方>中*医療連携*距離の近さが重要に 
2009.06.11 北海道新聞       

 「医者なら誰が見ても、市立病院の移転・新築先は量徳小。前々からの共通認識だ。小樽にしがらみがないから、はっきり口にできたのだろう」 

 小樽市医師会の津田哲哉会長は、4月に市病院事業管理者に就任した並木昭義氏が、市立小樽病院(樽病)に隣接する「量徳小が移転最適地」と山田勝麿市長に提言したことに、こう感想を述べた。 

 並木氏の8日の提言には伏線があった。 

 小樽の地域医療のあり方を考える「第6回再編・ネットワーク化協議会」が2日夜に市役所で開かれ、市内の主立った病院長など9人が集まった。 

 非公開のその席で、津田会長は「市立小樽病院の周辺に新病院を建てることは難しいのか」とあらためて発言。山田厚副市長は「そういう議論があること自体は否定しないし、タブー視もしない」と答えた。 

 この日の会合から委員長としてメンバーに加わった並木氏も「中心部にあり、(民間病院との)医療連携も良い。医療者の立場からすれば当然、量徳小に移転するのに越したことはない」と応じた。出席者から異論は出ず、流れが固まった。 

 量徳小案の大きな理由となっている「医療連携」を象徴するのが、樽病6階に33床ある「オープン病床」だ。病床を持たない医師会所属の開業医が、自分の患者を入院させることができるシステムで、1969年に公立病院では全国で初めて開設された。 

 津田会長は「量徳小ならば、開業医がオープン病床を使うのに通いやすい。患者も今の樽病とほとんど場所が変わらず、安心感もある」と語る。 

 中核病院で、消化器病センターを標榜(ひょうぼう)する小樽掖済会病院の佐々木一晃院長も、樽病が市内で唯一、放射線治療ができることを挙げ、「市立病院が中心部にあれば、(市内の)がん患者が放射線治療に通う利便性はより高い」と後押しする。 

 当の並木氏も「今の医療は、細分化が進んでいる。一つの病院に多くの医師を置くのは難しく、互いの専門性を生かし、切磋琢磨(せっさたくま)するため、病院連携を常に模索しないといけない」と指摘。中核病院間の距離が近い方が、より連携がしやすいとみている。 

 その上で、並木氏は「小樽の医療全体を見据え、適地としてどこがいいかの論議に進んでほしい」と理解を求めた。 


 積み重なる一般会計繰出し金 病院会計に10年で150億円 (小樽ジャーナル2009/05/14) 
 山田市政(山田勝麿市長)3期目の10年間で、一般会計から病院事業会計への繰出し額は、約150億円もの巨額に上っている。 

 小樽市立病院では、患者数の激減に伴う収益悪化で累積赤字を抱え、病院会計は、瀕死の状態が続いている。これに対し、ちょうど10年目の任期に入った山田勝麿市長は、毎年、一般会計から巨額の繰出し金を投入している。 

 市長選挙で1期目の当選時の1999(平成11)年4月には、新谷昌明前市長の後を受け、病院会計では44億円が長期借入金として措置されていた。しかし、山田市政になり、一般会計からの繰出し金で措置することに変更し、毎年、十数億円の繰出しを続けている。 

 山田市長は、新谷市政から続いた44億円の長期借入金を、1999(平成11)年から2005(平成17)年までの7年間にわたって、年度をまたいで一時借入金で貸付金を相殺するという、辻褄合わせの会計処理を繰り返していた。関連記事 

 しかし、これは、国・道の調査が入り、赤字隠しの不適切な会計処理として、新たに不良債務として計上する会計処理に改めさせられた。以後、この44億円が毎年の累積赤字として計上され、この赤字の削減に追われることになった。 

2000(平成12)年度  13億7,100万円  
2001(平成13)年度 13億7,000万円 
2002(平成14)年度 14億2,200万円 
2003(平成15)年度 13億6,600万円  
2004(平成16)年度 14億0,000万円  
2005(平成17)年度 13億0,800万円 
2006(平成18)年度 12億4,000万円 
2007(平成19)年度 16億3,000万円 
2008(平成20)年度 17億5,100万円 
2009(平成21)年度 20億7,200万円 
10年間累計 149億3,000万円 
2010(平成22)年度 19億8,000万円 
2011(平成23)年度 13億1,300万円 
12年間総計 182億2,300万円  
 山田市政は、2000(平成12)年度から、病院会計へ一般会計からの繰出し措置を始めた。この金額は、2000(平成12)年度の13億7,100万円から2009(平成21)年度の20億7,200万円まで、この10年間で149億3,000万円に及ぶ。さらに、今後、残る任期2年間の繰出し分がこれに加わると、3期12年間での繰出し金は、総計182億2,300万円もの巨費になる。まさにこの繰出し金だけでも、新病院の建設費も賄えた計算となる。 

 しかし、市長は、3期10年間で公約に掲げた築港地区での新病院建設の中断を余儀なくされた。現在では、2病院の経営改革に方針転換を図り、4月から地方公営企業法の全部適用に踏み切った。病院局を新設して、病院事業管理者に運営を丸投げしている。 

 市長任期の10年間で約150億円、12年間で約182億円に及ぶ病院会計への繰出金は、小樽市の一般会計を大きく揺るがしている。 

 山田市政では、先の市長選の最大争点となった新病院建設も叶わず、明らかな公約違反もどこ吹く風に、一般会計から病院会計への繰出し額だけが、無情に積み重ねられていく。