小樽市立病院 漸くまともな案が出てきた。


 
 小樽市立病院 漸くまともな案が出てきた。 
次は、 経営形態の変更が出来るかである。 組合は13万人の市民を敵にして、銚子市市立総合病院のように廃院まで公設・公営で頑張るのであろうか?並木昭義局長の力量に期待します。 
病院経営の経験が無い 市長・議員が実権を離さなければ、落日は近い。議会も面子を捨てて すべてプロである、並木局長に一任すべきである。 
済生会との統合が成功することを期待しております。 

量徳小と今の現在地をあわせて一緒にして、無駄のない経済的なコンパクトな病院を建てたい。現在の病院の許可病床数を870から半分にする議案を6月の議会に提出するが、新病院の規模はさらに検討し、まだまだコンパクトにする。現在地の周辺だとアクセスも良いし、海と山が見えるので景観もすごく良い。患者にとっては重要なこと。 きっと、6月議会で、議員さんから新病院の建設地について質問が出ると思うが、私は、この思いを述べるつもりだし、市民にも伝え、小樽の医療を良くしたい」 と語った。 この並木局長の提言に対して、医師会の津田哲哉会長は、「前々から、築港地区は適地ではないと話し、量徳小が良いとしていた。市内の開業医は、「並木先生の考えに賛成だ。医師会も好ましい方向だと思っている」。市内商店主は、「今度は、ちゃんと市民に病院を量徳小の敷地に建てるからと説明すれば、統廃合の問題もあるし、反対の意見はないのでは」と話している 


 「新病院は量徳小と現在地に」 並木病院局長が市長に提言 (小樽ジャーナル2009/06/09) 
  
市立小樽病院と小樽市立脳・循環器・こころの医療センター(旧・第二病院)を統括する病院局の並木昭義局長が、8日(月)に市長室を訪れ、「新病院は、量徳小学校と今の病院の場所を合わせて建てた方が良い」との意向を山田勝麿市長に示していたことが分かった。 

 並木局長は、4月に就任後、再編・ネットワーク化協議会で、医師会や市内の公的病院の3院長などと話し合い、市内の医療や市立病院のあり方について議論を交わしてきた。 市長とも度々意見交換の場を設け、市立病院の置かれている現状や協議会での意見、医療関係者と話し合いの結果を伝えてきた。 

 同局長は、9日(火)の本社のインタビューに対し、「新病院の建設地は、量徳小と今の現在地をあわせて一緒にして、無駄のない経済的なコンパクトな病院を建てたい」と語った。 

 「病院事業の事業管理者として、2ヶ月、医療関係者など色々な人に会って話をして、市民にも色々なことを言われた。先週、先々週に、北大や札幌医大を回ったが、小樽の市立病院にはこうしますというビジョンがないと、大学側も派遣する医師が少ないので、医師確保が難しいことが分かった。早く市立病院の方向性を決めて、医師や職員のモチベーションを上げるために示さないといけないと思った。 

 2つの病院を1つにして、医療の質を上げる。脳外科、心臓血管外科・外科、循環器内科、がん診療、放射線、精神科、耳鼻科、眼科など、市内の病院にないものを入れて、住民の人たちが掛かれるようにする。高齢化が進んでいるので、ちょっとのことで札幌まで行くのは大変という人もいる。そういう人たちを受け入れて、治療できるようにしないといけない。これまで、建設地については色々もめていたが、このままだと、小樽市民が困る。市民が安心した医療を受けられるようにしたい。 

 医師を呼ぶには、1年ぐらいかかる。誰でも良いわけではない。大学の医局も、もうすでに来年の人事に向けて動いており、今年の医師確保にも努力はするけど、今から将来の市立病院のビジョンがないとだめ。今までは、ビジョンが見えないから、医師が辞めていった。 

 着任前から新病院についての話を聞いていたが、実際に見てみると、医師の立場から隣の敷地を使うしかないと思った。すでに、議会で通った議案もあるし、詳しいことも分からないが、医者の立場から見た意向として市長に述べた。私だけでなく、医師会や公的病院の先生も、医者の立場から見てみんな同じことを言っている。市長は、病院だけの問題でなく、教育も重要なので、市民にとって何が良いかを考えて決めると言った。 

 量徳小と今の現在地をあわせて一緒にして、無駄のない経済的なコンパクトな病院を建てたい。現在の病院の許可病床数を870から半分にする議案を6月の議会に提出するが、新病院の規模はさらに検討し、まだまだコンパクトにする。現在地の周辺だとアクセスも良いし、海と山が見えるので景観もすごく良い。患者にとっては重要なこと。 

 きっと、6月議会で、議員さんから新病院の建設地について質問が出ると思うが、私は、この思いを述べるつもりだし、市民にも伝え、小樽の医療を良くしたい」 と語った。 

 この並木局長の提言に対して、医師会の津田哲哉会長は、「前々から、築港地区は適地ではないと話し、量徳小が良いとしていた」。市内の開業医は、「並木先生の考えに賛成だ。医師会も好ましい方向だと思っている」。市内商店主は、「今度は、ちゃんと市民に病院を量徳小の敷地に建てるからと説明すれば、統廃合の問題もあるし、反対の意見はないのでは」と話している。 

 新病院の建設は、2年前の市長選挙の最大の争点となり、築港地区での巨大豪華病院建設を訴えた山田市長が当選を果たした。 市長は、この選挙直前に、築港地区用地の購入費約9億円の起債の目処が立たないまま、新病院建設の基本設計業務を久米設計札幌支社に約6,000万円で委託した。 

 しかし、この土地購入と実施設計のための総務省の起債許可の見通しが立たないことから、基本設計業務を解約中断し、解約料として2,581万円を委託先の業者に支払った。このため、現在、市民が、この2,581万円の返還を求めて、市長を被告に住民訴訟を継続している。 

 病院事業の管理者である並木局長から「新病院は、量徳小学校と今の病院の場所を合わせて建てた方が良い」との提言を受けた市長は、「重く受け止める」と答えた。病院局経営管理部では、「並木局長が、市長に考えたことを話した以上、今までの築港地区との考えた方のままにはならないと思うが、すぐに検討することは難しく、一定程度時間がかかる」としている。 

 この並木局長の提言を受けた山田市長が、6月10日(水)から始まる小樽市議会第2回定例会で、どのような答弁をするかに注目が集まることになる。 


医療連携、量徳小が容易*市立病院移転で並木管理者*住民合意が焦点に 
2009.06.09 北海道新聞       

 二つの市立病院の経営責任を持つ並木昭義・小樽市病院事業管理者が新病院の建設地を現計画の築港ではなく、「量徳小敷地が最適地」と山田勝麿市長に提言した背景には、難航する医師確保の現状を打破したい思いがある。新病院計画が凍結状態で派遣元の大学病院との交渉が進まないためで、新病院の「土台」を再提示することで同計画を動かし、「病床数や診療科を入れたより現実的なビジョン作り」につなげたい考えだ。(平田康人) 

 並木氏は4月の病院事業管理者就任後、北大や出身の札医大などに医師派遣を依頼しているが、「ビジョンがないため」思うように進んでいない。 

 一方で、市内の中核病院や医師会などは、市中心部にある市立小樽病院に隣接する量徳小敷地であれば、民間病院間との医療連携が容易で、患者の利便性も高いと同校を最適地として後押し。また、築港の場合は所有するJR北海道から土地取得費9億円余りが必要とされているが、市有地の量徳小であれば必要ない利点もある。 

 山田市長も並木氏の提案を「地域医療を守る考えとして重く受け止める。わたしも1月の議会で、『何が何でも(築港)というふうな考え方ではない。柔軟には考えていきたい』と述べている」と理解を示している。 

 ただし、量徳小周辺住民の反応は未知数だ。過去に小学校の統廃合を議論した2004、05年当時、市教委は「学校の適正配置(統廃合)と新病院建設は関係ない」との説明を繰り返し、住民は同校閉校に反対した。 

 だがその後、閉校案を撤回した市が「新病院の理想は量徳小の敷地だが、保護者らの反対で築港に変更した」と説明を転換。保護者など地元住民の市への不信感は高まった。 

 並木事業管理者は「感情的な混乱が起きないよう、丁寧な説明が必要。これからが正念場」としている。 

*小樽の2市立病院 移転・統合の論議経過 

1999年 4月 移転・新築を公約した山田市長が当選 

2003年 6月 新市立病院基本構想(493床、総事業費263億円)を策定 

  04年10月 基本構想を精査し、総事業費194億円へ圧縮 

  05年 9月 市教委が量徳小の閉校案を撤回 

  06年 4月 新病院の築港新築を決定 

     12月 新病院の規模468床、総事業費156億円へ 

  08年11月 新病院開業を14年度以降に先送り