静岡県、医師不足解消へ大盤振る舞い 予算、前年度比2.8倍増



静岡県、医師不足解消へ大盤振る舞い 予算、前年度比2.8倍増 
2009.2.19 産経ニュース 
  地方を直撃する医師不足を解消し、医療の地域間格差を緩和しようと、静岡県は新年度、さまざまな医師確保対策を講じる。 


 県内の医師不足は深刻だ。厚生労働省の調べによると、人口10万人当たりの医師数は169・9人で、全国ワースト4位(平成18年現在)。さらに県内での地域格差も大きく、中東遠の医師は全国平均の半数ほどで、伊豆南部には重症患者に対応できる医療機関がない。このような医師や医療機関の偏在をなくし、地域医療の充実を図るのが急務だとして、県は新年度予算で医師確保対策費として5億6600万円を確保した。財政状況が極めて厳しい中、前年度比で2・8倍という大盤振る舞いだ。 

 具体的には、現在10人分の医学生への奨学金(月額20万円)を、一気に100人分まで拡大する。浜松医大や慶応大のように県内に多くの人材を送り出している大学には学校別の特別枠を設け、医師の増加につなげたい考えだ。また、出産や育児のため短時間勤務する医師がいる病院には、代替要員の人件費を助成。とりわけ、人手不足が深刻な救急医療や産科を支援するため、救急勤務医手当と分娩(ぶんべん)手当に助成する。 

 医療充実に欠かせない看護職員の確保にも、前年度比18%増の2億円をかけ、有資格者の再就職支援や病院内保育所の運営費助成といった施策を推進する。 

 救急救命センターへのアクセスが悪い伊豆南部への対策には、新たにドクターヘリの夜間運航推進検討会を設置し、24時間稼働が可能かどうかを調査する。 

 県医療室は「こうした試みで医療従事者の負担を軽くして働きやすい環境を整え、地域医療の充実につなげたい」と話している。 


平成21年度「静岡県医学修学研修資金」の貸与希望者募集のご案内(平成21年度の募集は終了しました。) 
静岡県は、平成21年度に在籍する医学生、専門研修医 (注1) 等を対象に「静岡県医学修学研修資金」の貸与希望者を募集します。 (→平成21年度の募集は終了しました) 

この「静岡県医学修学研修資金」制度は、静岡県内の医師を確保することを目的としたものです。貸与された修学研修資金は、大学卒業・専門研修修了等の後、県内の公的医療機関等で医師として一定期間勤務するなどの条件で返還免除されます。 



制度の概要は次のとおりです。 

(注1) 専門研修医:初期臨床研修修了後、医師の専門的な知識及び技術の修得に関する研修(専門研修)を受けている医師の方を指します。 

  


1  募集期間 

     平成21年5月29日(金曜日)まで (平成21年度の募集は終了しました) 

2  募集人数 

  100人 

3  応募資格 

      医学生又は大学院在学中の医師(がんプロフェッショナル養成プランに基づく養成プログラムを履修している者を含む)または専門研修医で、将来、医師として、静岡県内の公的医療機関(後掲(※)参照)等に勤務する意思のある方。 

他県または県内市町において、医師確保のため同様の医学生向け資金貸与制度を運用していますが、これらの貸与を現在受けている又は受ける予定の方は応募の対象外とさせていただきます。ご承知おきください。  


4  貸与金額 

     年間240万円(月額20万円×12ヶ月) 

        * 1年分を3期に分けて貸与します。 


5  制度の概要 

  医学生又は医学の大学院生   

専門研修医 
  
募集枠  一般枠 
 大学特別枠 (注2) 
  
90人  10人  
貸与期間  貸与決定の年度から大学卒業(大学院修了の年度まで 

* 通算6年間を限度とします。 

* 大学在籍時と大学院在籍時とあわせて貸与を受けることができます。  貸与決定の年度から専門研修修了の年度まで 

*通算3年間を限度とします。  
返還免除の条件  静岡県内で医師として、次のいずれかに該当する勤務を行えば、貸与された修学研修資金の全額が返還免除されます。勤務する医療機関は、1ヶ所には限定されず、複数箇所の組み合わせでも可能です。 
  
(1)初期臨床研修修了後、県立病院、市町立病院などの公的医療機関(後掲(参考2)参照)のうち、本人の意思を尊重した上で県が被貸与者ごと個別に指定する機関で、医師として修学研修資金の貸与期間の1.5倍に相当する期間を勤務すること。 

(2)次のいずれかの機関のうち、本人の意思を尊重した上で県が被貸与者ごと個別に指定する機関で、医師として修学研修資金の貸与期間に相当する期間を勤務すること。 

ア 県が指定するへき地の医療機関 

イ 保健所その他の公衆衛生行政の機関(国の機関を除く。) 
 (1)初期臨床研修修了後、県立病院、市町立病院などの公的医療機関(後掲(参考2)参照)のうち、県が大学と協議の上被貸与者ごと個別に指定する機関で、医師として修学研修資金の貸与期間の1.5倍に相当する期間を勤務すること。 

(2)次のいずれかの機関のうち、県が大学と協議の上被貸与者ごと個別に指定する機関で、医師として修学研修資金の貸与期間に相当する期間を勤務すること。 

ア 県が指定するへき地の医療機関 

イ 保健所その他の公衆衛生行政の機関(国の機関を除く。) 
 (1)研修修了後、県立病院、市町立病院などの公的医療機関(後掲(参考2)参照)のうち、本人の意思を尊重した上で県が被貸与者ごと個別に指定する機関で、産科、小児科、麻酔科、その他県が指定する診療科の医師として、修学研修資金の貸与期間の1.5倍に相当する期間を勤務すること。 

  
  
* 上記(1)(2)の勤務は、以下に掲げる期間を経過するまでに完了することが必要です。 

・医学生の場合:大学卒業後、貸与期間の2倍の期間に4年を加えた期間が経過するまで 

・大学院生の場合:課程修了後、貸与期間の2倍の期間が経過するまで 

・専門研修医の場合:研修修了後、貸与期間の2倍の期間が経過するまで 

* 2年間の初期臨床研修を静岡県内の公的医療機関で行う場合、1年間を勤務期間として参入します。 

* 上記の勤務期間に達しない場合でも、勤務期間が3年に達していて、知事が「止むを得ないと認める場合」には、貸与した資金の返還を一部免除する場合があります。 
  

(注2) 大学特別枠は、県内の公的医療機関に勤務する医師を効果的に確保する目的で大学に貸与枠を設け、一般枠に優先して貸与する制度です。ご自身の在籍する大学に大学特別枠が設置されているかについては、大学の学生課にお問い合わせください。 


6  返還 

      返還免除を受けない場合は、返還すべき理由が生じた日の属する月の翌月末日までに、貸与を受けた修学研修資金に利息(年利10%)を付して、一括で返還していただきます。 

         * 利息の算定方法については、こちらの算定例をご参照ください(6年間貸与を受けた場合の利息額は おおよそ450万円程度 です)。 。 

        * 返還期限を遅れて返還する場合は、延滞利息(年利15%)を付して返還していただきます。 


7応募方法 

      以下の書類を、募集期間の最終日までに、1ページ記載の「静岡県のお問い合わせ先」まで郵送またはご持参ください。 

        * 郵送の場合、募集期間の最終日必着とさせていただきます。 

   (1)修学研修資金貸与申請書(様式第1号) →ダウンロードはこちらから 

   (2)前年度の大学又は大学院の学業成績証明書 

       * 大学第1学年の場合⇒高校等最終卒業学校の学業成績証明書 

       * 大学院第1学年の場合⇒出身大学の学業成績証明書 

   (3) 健康診断書 

   (4) 履歴書(任意の様式で可) 

   (5) 戸籍抄本 

   (6) 研修実施計画書(様式第2号、専門研修医として貸与を受けようとする者のみ) →ダウンロードはこちらから 


8  貸与の決定 

     書類審査及び面接審査により貸与を決定します。 

       * 面接の日時等は、後日、御連絡します。 

       * 面接時に本人確認できる運転免許証、学生証等を御持参ください。 


9連帯保証人 

      貸与を受けるには、2人の連帯保証人を立てる必要があります。 

       * 貸付決定後、本人及び連帯保証人の誓約書(様式第4号)を提出していただきます。→ダウンロードはこちらから 

       * 応募者が未成年者の場合、連帯保証人のうち1人は、応募者の法定代理人としてください。 

       * 連帯保証人の予定者をあらかじめ決めておいてください(面接などの際にお尋ねします)。 


10応募先及びお問合せ先 

     〒420-8601静岡県静岡市葵区追手町9-6 

     静岡県厚生部医療人材室 あて 

     電話054(221)2407     FAX 054(221)3291 

     E-mail:jinzai@pref.shizuoka.lg.jp 

  


(参考1) 

平成21年度募集要項→ダウンロードはこちらから 

静岡県医学修学研修資金貸与規則→ダウンロードはこちらから 

  

(参考2)静岡県内の公的医療機関(計43機関) 

<医療法第31条に規定する医療機関> 38施設 

共立湊病院、市立伊東市民病院、伊豆医療福祉センター、静岡県立静岡がんセンター、沼津市立病院、裾野赤十字病院、伊豆赤十字病院、JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院、富士宮市立病院、富士市立中央病院、共立蒲原総合病院、静岡県立こころの医療センター、静岡県立こども病院、静岡県立総合病院、静岡市立静岡病院、静岡市立清水病院、静岡赤十字病院、静岡医療福祉センター児童部、静岡済生会総合病院、JA静岡厚生連静岡厚生病院、JA静岡厚生連清水厚生病院、市立島田市民病院、焼津市立総合病院、藤枝市立総合病院、榛原総合病院、磐田市立総合病院、掛川市立総合病院、袋井市立袋井市民病院、市立御前崎総合病院、菊川市立総合病院、共立湖西総合病院、公立森町病院、県西部浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院、浜松市国民健康保険佐久間病院、総合病院浜松赤十字病院、引佐赤十字病院、JA静岡厚生連遠州病院 

<知事が定める公的医療を担う機関> 5施設 

国立病院機構静岡医療センター、三島社会保険病院、独立行政法人国立病院機構天竜病院、聖隷三方原病院、聖隷浜松病院 
  

  


お問合せ先 
静岡県厚生部医療健康局医療人材室 
〒422-8601 静岡市葵区追手町9-6 
電話番号:054-221-2407  FAX:054-221-3291  E-mail:jinzai@pref.shizuoka.jp 

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