銚子市立総合病院の再開が遅れると、国保旭中央病院の救急患者の引き受け能力が限界を超えつつある。このまま負担が高まれば地域からセンター機能が失われてしまう・・・・



銚子市立総合病院の再開が遅れると、国保旭中央病院の救急患者の引き受け能力が限界を超えつつある。このまま負担が高まれば地域からセンター機能が失われてしまう・・・・地元病院で受け入れられずに同病院など管外に搬送している割合(昨年度)は、匝瑳地域が55%と最も多く、続いて山武地域が43%、銚子地域が42%、香取地域が40%と、深刻な数字が並んだ。ここ数年で1.5倍に増えた地域もあった。 
いきなり、旭中央病院に搬送するのでなく、銚子市立総合病院、成東病院でまず診察しなければならない。 



旭中央病院 深刻なベッド不足 
2009年5月15日 asahi.com 

 重症の救急患者の増加が続いている国保旭中央病院(旭市、956床)で14日、患者搬送を担う地域消防本部との合同救急医療協議会が行われた。銚子市立総合病院の休止など地元の公立病院が診療縮小をしていることで、管外搬送が相次いでいる現状が報告された。(重政紀元) 

 旭中央病院は、命にかかわる重症患者を24時間体制で受け入れる救命救急センターを持つ、県東部では唯一の医療機関。だが、昨年度の月別ベッド利用率は94~98%で、新患の受け入れに余裕のない状態が続いている。すでに満床が原因で受け入れができないケースも出ているという。

 同病院には、茨城県の鹿島地域から山武地域まで6消防本部から患者が搬送されている。地元病院で受け入れられずに同病院など管外に搬送している割合(昨年度)は、匝瑳地域が55%と最も多く、続いて山武地域が43%、銚子地域が42%、香取地域が40%と、深刻な数字が並んだ。ここ数年で1.5倍に増えた地域もあった。 

 特に目立ったのが、地域の救急を支えてきた公立病院の弱体化。「市立病院の休止で夜間や外科系患者の受け入れ先がない」(銚子)、「地域の医療センター構想が進んでいない」(山武)など、管外に頼らざるを得ない窮状の声が相次いだ。一部の消防本部からは「軽症でも管外に運ばざるをえないときがある」という説明もあった。 

 同病院救命救急センター長の伊良部徳次副院長は「300~500床の中規模病院の弱体化が相次いでいる。そのしわ寄せが本来重症者を診る機能に特化した救命救急センターに来ている。このまま負担が高まれば地域からセンター機能が失われてしまう」と話している