佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は「対策が後手後手だと国を批判」・・・ 公立病院の経営者は市長である。

佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は「対策が後手後手だと国を批判」・・・ 
公立病院の経営者は市長である。 
未曾有の経済危機に 国の責任であるという民間企業の経営者は社員から信頼されるはずがない 
国を批判する前に 税金投入零で僻地で きちんと 地域医療を維持している 国保東栄病院(医療経営財務協会HP4月5日)を 視察してから批判すべきである 
(視察する暇がなければ 3月10日 東京TVガイアの夜明けDVDお貸しします) 
ガイドラインの策定は 経営責任を果たせない 市長・議会への技術的助言である。樋渡啓祐市長は 愛知県の公立病院改革プラン再編・ネットワーク化を勉強して欲しい(医療経営財務協会HP 4月5日 JAPAN MEDICINE 記事) 



赤字に揺れる公立病院 民営化めぐり市長選も 
2009.04.04 共同通信   
  「公立の病院は非常に厳しい状況にある。 
市民の不安は病院が持続されるかどうかだ」。 
佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は三月十日、市議会で市民病院民営化の正当性を強調した。 
 昨年十一月、地元医師会を中心とする民営化反対派は市長リコールの動きを本格化。 
機先を制した市長が辞職、病院民営化が唯一の争点となる異例の市長選に打って出た。 
  
市は病院問題で揺れた。 
市長が二〇〇六年の初出馬時から提唱してきた民営化は昨年五月、市議会で三分の二の賛成により了承されたが、その後に反対派が「民間は経営優先で拠点病院の維持は保証されない」と主張。 
出直し市長選に〇六年選挙で敗れた候補を引っ張り出した。 
  

▽追い打ち 
 市民病院は廃止される国立療養所を引き継いで二〇〇〇年に開業、毎年五千万円を超える赤字が続いていた。〇四年には臨床研修制度が導入されて佐賀大が医師を引き揚げ、最多で十六人いた医師は九人に減少した。 
  
小泉内閣による国・地方財政の三位一体改革で地方交付税が減少、市財政が困窮して追い打ちをかけた。 

病院黒字化のため改革プランを策定するよう求めた総務省の「公立病院改革ガイドライン」(〇七年)を先取りして民営化を進めようとした市長は、辞職会見で 

「対策が後手後手だ」と国を批判した。 
 樋渡氏再選で民営化は支持された格好。 

一〇年二月の完全民営化に向け、市長は医師会や移譲先の医療法人と協議会をつくる。 
民営化の利点などを示して理解を得たい考えだが、医師会は「関係修復をPRするだけの協議会ならば参加見送りもある」とけん制する。 
  
市民病院をめぐる市長リコールの動きは千葉県銚子市などにも広がっている。 
  

▽国民的議論 
 民主党「次の内閣」の藤村修厚生労働相は「小泉内閣以来、何でも市場に任せる競争原理だと言い、医療を崩壊させた部分がある」と、社会保障費の伸びを毎年二千二百億円抑制する政府目標が現状を招いたと批判、転換を求める。 
  
一方、医師でもある自民党の鴨下一郎前厚労副大臣は自治体病院について「職員給与や運営コストが高いなど構造的問題がある」と指摘。 

救急医療や産科、小児科の充実などを条件に「(施設を)民間に貸し、民間が運営するやり方が効率的だ」と一部民営化でも対応できるとの立場だ。 
  
ただ、社会保障費全体の増加について「今の税構造での負担はもう限界。公立病院はその縮図だ」と、国民的議論の必要性を強調する。