亀田病院で看護勤務 フィリピン女性4人、日本の国家試験合格目指す

 



2009年11月3日(火) 20時00分 房日新聞 

亀田病院で看護勤務 フィリピン女性4人。
日本の国家試験合格目指す 鴨川 

 日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)で、フィリピン人の看護師候補者4人が、鴨川市の亀田総合病院に着任した。4人は看護補助者として勤務しながら、日本の看護師国家試験合格を目指す。先ごろ院内で歓迎会が開かれ、亀田隆明理事長らが異国での挑戦を激励した。 

 EPAに基づき来日した看護師候補者。財団法人海外技術者研修協会による半年間の日本語研修を修了した88人のうち、アンジェリカ・タボラさん(24)、デビー・サラウサさん(27)、ネスリン・サンティアゴさん(27)、ファティマ・サンティアゴさん(25)を亀田病院が受け入れた。 

 着任初日には同院Kタワーで歓迎会があり、亀田理事長や亀田信介院長、竹股喜代子看護部長、受け入れ先となる病棟の看護師長ら責任者が、温かく出迎えた。亀田理事長らは「慣れない日本語を習得し、看護師国家試験にチャレンジするのは大変なことだと思う。我々がサポートするので頑張りましょう」などとエールを送った。 

 本国では、大学卒の看護師というキャリアの彼女たち。歓迎会の席上、看護師のストレスに関する日比両国のアンケートを分析、発表するなど実力を垣間見せたが、現在は看護補助者という立場。3年以内に日本の看護師資格を取得できなければ、帰国を余儀なくされるという厳しい現実もある。 

 4人を代表しサラウサさんは「半年間日本語を勉強しましたが、時間が足りずまだまだ下手。看護師資格を目指し、一生懸命頑張ります。よろしくお願いします」などと抱負を語った。