小樽市立病院では、患者数の激減に伴う収益悪化で累積赤字を抱え、病院会計は、瀕死の状態が続いている。これに対し、ちょうど10年目の任期に入った山田勝麿市長は、毎年、一般会計から巨額の繰出し金を投入している。

小樽市立病院では、患者数の激減に伴う収益悪化で累積赤字を抱え、病院会計は、瀕死の状態が続いている。これに対し、ちょうど10年目の任期に入った山田勝麿市長は、毎年、一般会計から巨額の繰出し金を投入している。 
病院経営がまったくわからない人が実権を握っている! 
絵に描いた餅の改革プランで 小樽市が破綻するまで抜本的改革はできそうもない。 
全部適用に変更したが 改革をしたふりをしているだけである。 


積み重なる一般会計繰出し金 病院会計に10年で150億円 (2009/05/14小樽ジャーナル) 山田市政(山田勝麿市長)3期目の10年間で、一般会計から病院事業会計への繰出し額は、約150億円もの巨額に上っている。 

 小樽市立病院では、患者数の激減に伴う収益悪化で累積赤字を抱え、病院会計は、瀕死の状態が続いている。これに対し、ちょうど10年目の任期に入った山田勝麿市長は、毎年、一般会計から巨額の繰出し金を投入している。 

 市長選挙で1期目の当選時の1999(平成11)年4月には、新谷昌明前市長の後を受け、病院会計では44億円が長期借入金として措置されていた。しかし、山田市政になり、一般会計からの繰出し金で措置することに変更し、毎年、十数億円の繰出しを続けている。 

 山田市長は、新谷市政から続いた44億円の長期借入金を、1999(平成11)年から2005(平成17)年までの7年間にわたって、年度をまたいで一時借入金で貸付金を相殺するという、辻褄合わせの会計処理を繰り返していた。関連記事 

 しかし、これは、国・道の調査が入り、赤字隠しの不適切な会計処理として、新たに不良債務として計上する会計処理に改めさせられた。以後、この44億円が毎年の累積赤字として計上され、この赤字の削減に追われることになった。 

2000(平成12)年度  13億7,100万円  
2001(平成13)年度 13億7,000万円 
2002(平成14)年度 14億2,200万円 
2003(平成15)年度 13億6,600万円  
2004(平成16)年度 14億0,000万円  
2005(平成17)年度 13億0,800万円 
2006(平成18)年度 12億4,000万円 
2007(平成19)年度 16億3,000万円 
2008(平成20)年度 17億5,100万円 
2009(平成21)年度 20億7,200万円 
10年間累計 149億3,000万円 
2010(平成22)年度 19億8,000万円 
2011(平成23)年度 13億1,300万円 
12年間総計 182億2,300万円  
 山田市政は、2000(平成12)年度から、病院会計へ一般会計からの繰出し措置を始めた。この金額は、2000(平成12)年度の13億7,100万円から2009(平成21)年度の20億7,200万円まで、この10年間で149億3,000万円に及ぶ。さらに、今後、残る任期2年間の繰出し分がこれに加わると、3期12年間での繰出し金は、総計182億2,300万円もの巨費になる。まさにこの繰出し金だけでも、新病院の建設費も賄えた計算となる。 

 しかし、市長は、3期10年間で公約に掲げた築港地区での新病院建設の中断を余儀なくされた。現在では、2病院の経営改革に方針転換を図り、4月から地方公営企業法の全部適用に踏み切った。病院局を新設して、病院事業管理者に運営を丸投げしている。 

 市長任期の10年間で約150億円、12年間で約182億円に及ぶ病院会計への繰出金は、小樽市の一般会計を大きく揺るがしている。 

 山田市政では、先の市長選の最大争点となった新病院建設も叶わず、明らかな公約違反もどこ吹く風に、一般会計から病院会計への繰出し額だけが、無情に積み重ねられていく